研究会「戦後日本におけるマス・メディア受容と現代芸術の文化学」

本研究会は、日本におけるメディア表現の基盤を、マス・メディア(放送文化と出版文化)を分母とした文化現象から捉えることを目的としています。
初日は、美術作品が映像メディア化しつつある現在、固定されない作品概念や、その資料化をめぐる新しい知見を並置し、メディア表現研究のあり方について議論します。

2日目は、第2次世界大戦後、インフラストラクチャーの想像力が芸術に与えてきた作用を分析し、オリンピック、万博からテーマパーク、地域、都市、ネットワークといった様々な公共空間に展開する表現の諸相を議論します。

参加希望者は、フォームからご登録ください。問い合わせも送れます。

基調講演「映像メディアへの眼差し」

2015年07月18日 14:00 - 15:00

研究会「メディア表現の現在をめぐって」

2015年07月18日 15:30 - 18:30

研究会「社会工学の想像力と芸術」

2015年07月19日 11:00 - 15:00

会場

情報科学芸術大学院大学[IAMAS]R.Cafe(岐阜県大垣市今宿6-52 workshop24 5階)
アクセス

プログラム(予定)

基調講演
映像メディアへの眼差し

田坂博子(東京都写真美術館学芸員)
「恵比寿映像祭」「記録は可能か。」「高谷史郎 明るい部屋」をめぐって

研究会
メディア表現の現在をめぐって

中西博之(国立国際美術館主任研究員)
展覧会のための映像インスタレーション作品を収蔵する──泉太郎の場合

川崎弘二(電子音楽研究)
日本の電子音楽の調査・研究・上演について

馬定延(東京藝術大学、公益財団法人日韓文化交流基金招聘フェロー)
歴史化されていく同時代──名古屋国際ビエンナーレ ARTEC(1989−1997)を事例に

赤羽亨(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授)
3Dスキャニング技術を用いたインタラクティブアートの時空間アーカイブ

田坂博子(東京都写真美術館学芸員)
デジタル時代におけるフィルム/ビデオ、メディア作品の展示と映像アーカイヴの関係について

ディスカッション(司会:松井茂)

研究会
社会工学の想像力と芸術

伊村靖子(国立新美術館アソシエイトフェロー)
汎用技術と表現──60年代美術とデザインの接地面

ケン・ヨシダ(カリフォルニア大学マーセド校准教授)
比喩としてのエコロジー──生産力とアート

松井茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授)
電波広場という可能性──テレコミュニケーションをめぐって

原久子(大阪電気通信大学総合情報学部教授)
アート・フェスティヴァルと都市

金山智子(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授)
コミュニティとメディア表現

飯田豊(立命館大学産業社会学部准教授)
大阪万博以後──複合メディア環境における「メディア・イベント」概念の射程

ディスカッション(司会:松井茂)

助成

本研究会は、「戦後日本におけるマス・メディア受容と現代芸術の文化学」(科研費26503003、研究代表者:松井茂)の助成で開催します。

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