研究会「1960〜70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」

国立新美術館にて「1960〜70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」(科研費)の中間報告を目的とした研究会が開催され、伊村靖子講師、松井茂准教授が研究発表を行います。

2015年4月、国立新美術館美術資料室において、稲憲一郎氏より資料の寄贈を受けました。その内訳は稲・竹田潔・島村清治による「精神生理学研究所」関連資料、松澤宥の「ニルヴァーナ」展冊子、水上旬の「シグニファイイング」展冊子、オランダ、アムステルダムより稲氏宛に届いた「Art & Project」案内状等、概念芸術および同時代のコンセプチュアル・アートの動向を知る上で重要な資料群です。これらは印刷物上の表現であるばかりでなく、通信媒体としてゆるやかなネットワークを形成するうえでも機能していました。
本研究会では、1960~70年代の芸術表現において、特に通信媒体としての表現のありように注目します。こうした表現の特性を資料としていかに記述し公開できるのかを、アーカイブズ学の議論を参照しながら意見交換し、論点を整理することを目的とします。本研究は、科研費15K02129の助成を受けたものです。
(研究会「1960~70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」開催概要より)

日時

2017年02月17日 13:00 - 17:00

会場

国立新美術館研修室C(東京都港区六本木7丁目22-2)

発表者(発表順)

伊村靖子(IAMAS講師、国立新美術館客員研究員)
鈴木勝雄(東京国立近代美術館主任研究員)
松井茂(IAMAS准教授)
平野泉(立教大学共生社会研究センター アーキビスト)
齋藤歩(京都大学総合博物館研究資源アーカイブ特定助教)

研究発表

13:00-13:10
伊村靖子「概要説明」
13:10-13:40
伊村靖子「精神生理学研究所」資料研究とアーカイブ化の論点
13:40-14:10
鈴木勝雄 日本における「概念芸術」の射程
14:10-14:40
松井茂 "PURE CONSCIOUSNESS: EXHIBITIONS & PUBLICATIONS”をめぐって
14:40-15:00
まとめ、質疑応答(10分)+休憩(10分)
15:00-15:30
平野泉 Archives/ Activism/ Art
15:30-16:00
齋藤歩 アーカイブズとしてのメール・アート アメリカ美術アーカイブズ所蔵「John Held papers relating to Mail Art, 1973-2013」を例に
16:00-17:00
意見交換

本イベントに関するお問合せ先

参加希望者はお問い合わせください
伊村靖子

主催

「1960~70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」(科研費)、国立新美術館

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