第1回 IAMASイノベーションフォーラム

2012年2月に開設されたITとものづくりの交流拠点「f.Labo」は、2013年4月よりIAMASイノベーション工房(愛称は引き続きf.Labo)として活動しています。

今は、人々の価値観や製造業をとりまく環境が多様化し、単に高品質や高性能を追求するだけでは生き残れない時代です。こうした状況においては、メーカーと生活者としての人々を掛け合わせ、アイデアを共有しながら膨らませ、3Dプリンターなどを活用して短時間でかたちにすることを繰り返すことが鍵になると考えています。そうした活動を通じて、イノベーション(既存の要素の新結合)を創出し、経済活動を継続していくことが期待できるからです。

今年度は、四半期に一度「IAMASイノベーションフォーラム」を開催します。フォーラムの構成要素は大きく3つです。第1は、様々な分野で先進的な取り組みをしているローカル及びグローバルのゲストを招いての講演です。第2は、参加者のそれぞれがテーマを提案して自由にディスカッションする「アンカンファレンス」形式でのディスカッションです。第3は、参加者がそれぞれ自由に交流するネットワーキングです。

第1回となる今回は、デザイナーでもエンジニアでもない「デザインエンジニア」という新しい職能を切り拓いた畑中元秀氏(株式会社由紀精密)、コンピュテーショナルデザインとデジタルファブリケーションの両分野において実践を通じて新たな可能性の提案を続けている竹中司氏(AnS Studio)をゲストに迎え、それぞれの活動や今後の展望についてお話しいただきます。

また、本学の小林茂准教授がモデレータとなり、3Dプリンターのようなデジタル工作機械を活用し、既存の製造業の強みと組合わせることによるイノベーション創出の可能性についてディスカッションします。それを踏まえて、参加者同士によるディスカッションを行い、お互いの課題や現在取組んでいることについて共有します。

日時

2013年06月28日 13:30 - 17:30

場所

ドリーム・コア2階メッセ/IAMASイノベーション工房[f.Labo](岐阜県大垣市今宿6丁目52番地16)

スケジュール

  • 講演:13:30〜14:30
    • 畑中元秀氏(株式会社由紀精密)「人・物・金・時・気・所でふりかえるオリジナル商品Resiinaの開発」
    • 竹中司氏(AnS Studio)「デザインとモノづくりの新しい手法」
  • パネルディスカッション:14:30〜15:30
    • モデレータ:小林茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター)
  • ネットワーキング(兼休憩):15:30〜16:00
  • アンカンファレンス:16:00〜17:00
    • 第1会場:メッセ(ドリーム・コア2F)
    • 第2会場:IAMASイノベーション工房[f.Labo](ドリーム・コア1F)
  • まとめ:17:00〜17:30

登壇者

畑中元秀氏(株式会社由紀精密)

1977年生まれ。10代前半をスイスジュネーヴで過ごす。東京大学工学部卒。米国スタンフォード大学にて生物模倣ロボットの研究に従事し、製造方法と設計手法の開発に関する研究で2005年に博士号取得。東京でtakram design engineeringを共同創業。2011年に離職。2012年から株式会社由紀精密にてプロダクトデザインエンジニアとして製品開発に従事する傍ら、実際の設計研究会のメンバーとして技術書を執筆。幼いころからの夢は発明家になることで、動く機械と創意工夫が好き。特に機構設計と総合的な設計開発の手法の開発に関心がある。最近は「価値中心設計」を提唱し、実践に力を入れている。

竹中司氏(AnS Studio)

1971年生まれ。武蔵野美術大学 建築学科修士課程修了後、同大学助手、講師を経て、2005-08年 ブリティッシュコロンビア大学 建築学科大学院 客員講師。2009年、世界に先駆けてコンピュテーショナル・デザインのスタジオ「アンズスタジオ」を共同設立。本スタジオでは、コンピュータを自由に且つ繊細に扱いながら、手の仕事を越えた新しい時代の「豊かさ」を創造する活動を続けている。建築デザイン、プロダクトデザイン、グラフィックデザインなどデジタルファブリケーション技術と連動した実践的なモノづくりを展開している。主な作品に、ソニーシティ大崎ランドスケープ計画、小学館神保町3-3ビル、嬉野社会文化会館ホールなど。

主催

IAMASイノベーション工房

共催

ぎふIT・ものづくり協議会

お問い合わせ

IAMAS イノべーション工房 [f.Labo]
〒503-0807 岐阜県大垣市今宿6丁目52番地16 ドリームコア 1階

TEL: 0584-77-1133
E-mail: f-labo-info[at]ml.iamas.ac.jp ([at]は@に変更して下さい) URL: http://f-labo.tumblr.com/

関連人物