インタラクティブ・インスタレーション展示技法

 2013/9/21-24に、本年度IAMASが主体となって実施している平成25年度文化庁大学を活用した文化芸術推進事業「アート/メディア/身体表現に関わる専門スタッフ育成事業」の一環として、ワークショップ「インタラクティブ・インスタレーション展示技法」が開催されました。

このワークショップでは、日本を代表する展覧会エンジニアの金築浩史氏と西野隆史氏を講師に迎え、インタラクティブなインスタレーション作品の展示の裏側や展示空間のとらえ方、設営に関する技法や技術的側面について実践を通じて集中的に学ぶ事を目的としています。以下4日間の内容を簡単にご紹介します。

  ※なお、本レポートは別に講師の金築浩史氏によるまとめが http://togetter.com/li/569377 に掲載されています。作品の写真も多数ありますので、ぜひご覧ください。

外部からの事業の受講生だけでなく、IAMASの学生も参加して行われたこのワークショップ、今回の課題は、プロジェクタを利用したインタラクティブな作品。初日は、自己紹介とチーム分けに続いて、ピクセル単位でのプロジェクタの設営方法を実際にネジを回しながら習得(day1)。

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夕方に作品のアイデア出しを少しした後は懇親会。2日目は、朝一で何を作るかを決定し、必要な機材を洗い出し。人が操作しても構わないので、センサーやプログラミングといったテクノロジーにとらわれることなく、動くものをしっかり作る、というお題に向けて、チーム単位での木工や天吊り、撮影といった作業が進みます。

 

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講師のアドバイスの元、3日目の午後にはほぼ動くところまで各チームが辿り着き、4日目の午前中は最終調整と片付け。センサー代わりの練習もしっかり行い、夕方から、講評、学内での一般展示とドキュメント。4チームに分かれて作り上げられた作品は、投げる動作でガラスが割れるまでのプロセスを追体験するものから、水の流れを体感するもの、神の視点で雨を降らす作品、ありえない人影が存在する階段、と多岐にわたる内容となりました。

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事前の準備から、企画、制作、公開、記録に至る一連のプロセスを怒涛の勢いで実践的に体験した参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした。

レポート:城一裕

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