中京大学 コロキウム「システムとしての身体」

第36回情報理工学部/第145回情報科学部/第34回生命システム工学部コロキウム

「システムとしての身体」

あらゆる学問的営為は身体論へと帰結する、といって過言ではない。
あらゆる学問は、当のお学問を行っている自身(の身体)へ遡及的に志向=思考されるべきだからである。

本講義においては、そんな身体を「システム」というきわめて大雑破な枠組みの中に捉えて考えてみたい。そのときに参照されるのは、むろん、身体の自己言及システムとして名高いオートポイエーシスがあげられるだろうし、社会とのつながりを考慮すれば、ベルクソンの「閉じた社会/開かれた社会」やレヴィ=ストロースの「熱い社会/冷たい社会」にも目配りをしなければならない。そこで問題群として提出されるのは、「肩こり」であり「遺体処理」である。主として医療人類学の手法を用いて考察されることになるこれらの問題群は、現代日本のすぐれて現実的な「身体」の問題を自らの身体へと鋭く逆照射することになるであろう。

日時

2013年01月29日 17:00 (開場(16:45))

会場

中京大学豊田キャンパス 16号館 4F グループ学習室A

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