第4回進路説明会(山内真理)

11月12日に公認会計士・税理士の山内真理さん(Arts and Law)による進路説明会が行われました。「クリエイションと社会との接点をどう設計するか」というテーマで、経営の観点から表現活動を続けていくためのノウハウを、事例を挙げながら説明して頂きました。

はじめに、創作活動を社会のなかで自律させるために重要な資金調達や資金繰りを行うために、現在の法的な状況を概観しました。そこでは、自分自身のスタイルに合わせた社会との関係性を設計する、という視点を山内さんは強調します。

山内さんからの「なぜ法人化するのか」という問いについて会場内で話し合われたあと、会社化する理由を法的・経営的な観点から解説いただきました。さらにアーティストやデザイン事務所・ITスタートアップベンチャーなど、それぞれのケースごとに資金調達・資金繰りの方法についてお話されました。

また、多くの表現者が直面する「表現・創作は経営と両立しうるのか」「文化芸術価値とマーケット価値の同時追求は可能か」といった疑問について、表現者と経営者の視点は相反するものではなく、双方の垣根を乗り越えていく重要性を指摘されました。

最後に、出席者の質問から、昨今のクラウドファウンディングの可能性についての議論が交わされました。

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