ぎふAR美術館

2013年11月1日から15日の間、岐阜県大垣市のソフトピアジャパン・センタービルにて、赤松正行教授と卒業生を中心としたARARTプロジェクトの展覧会「ぎふAR美術館」が開催されました。

『ARART (アラート)』はかざしたものに命を吹き込むアプリケーション。
現実と強く紐づいた新しい表現のプラットフォームとして、今までにない体験を提供します。 ウェブサイト「ARARTより
 
本展示では、すべての作品にARARTが活用されていました。

初めに、白鳥啓+向井丈視+Younghyo Bakの《ARの国のアリス》が、奥へのアプローチのように展示されています。『不思議の国のアリス』のジョン・テニエルによる挿絵を端末上に捉えると、キャラクターが動き出し、同時に物語が語られてゆきます。次に、大石暁規の《スマイル・ワールド》が、大量の小さなキャラクターたちの生活の一端を垣間見せ、北村穣の《モーメンツ・オブ・ブルーム》は、絵の中のつぼみが徐々に開き、咲き、そこから枯れてゆく経過を見せてくれます。赤松正行の《ウロボロスのトーチ》は、連続的に結びつき合った八枚の絵画群において、普遍的な自然の中に位置づけられた人間の欲望と行為を、円環的なイメージとともに物語ります。同じく赤松の、最奥の空間に展示された作品《まやかしの立方体》では、立方体のもうひとつ上の次元をそこに立ち上がらせます。

会期中は多くの方々が会場を訪れました。来場者のみなさんは思い思いに端末をかざし、そこに浮かび上がる「新しいAR=変容現実」にそれぞれが驚き、楽しんでいました。

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