
情報科学芸術大学院大学では、2009年度に紀要 第1巻を発刊いたしました。
目次と概要につきましては、下記の通りです。
引き続き、紀要の発行をしてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
■論文
ブロック型表示インタフェースの開発
鈴木宣也 川北奈津
■研究ノート
特集 メディア技術の動向とIAMAS での取り組み
プロトタイピングメソッド―試作を繰り返すデザインプロセス
赤羽亨 小林茂
ラーニングマネージメントシステム(LMS)を用いた小規模高等教育機関の教育/運営の効率化
石田亨 山田晃嗣 小林孝浩
地理情報を利用した近世絵画での写実性について
―葛飾北斎「富嶽三十六景」をめぐる考察―
関口敦仁
■評論
弔いとしての婚姻〜小津安二郎『晩春』断章(1)
小林昌廣
■ブロック型表示インタフェースの開発
■プロトタイピングメソッド―試作を繰り返すデザインプロセス
■ラーニングマネージメントシステム(LMS)を用いた小規模高等教育機関の教育/運営の効率化
近年LMS(Learning Management System: LMS)が、高等教育機関においても積極的に利用されてきている。本学は少人数でありながらも学生の多様性など、他校に比べて独特な特徴を持つ反面、教育における高コスト化を招いている。そこで教育や運営に対してLMS を適用することで、各学生に適した内容の教育を個別に実施させることを目的とした。
具体的には新入生に対する教育の一部をLMS に置き換え、受講者の評価を得た。また通常利用するレポート提出機能やアンケート機能などへも、適用範囲を広げた。4 年間にわたる試行実験の結果、小規模なLMS であっても、環境の特殊性をふまえて活用することで、学生の満足も得られつつ、効果的に利用できることがわかった。
■地理情報を利用した近世絵画での写実性について
―葛飾北斎「富嶽三十六景」をめぐる考察―
近世絵画において、制作上での写実性の位置付けについて、葛飾北斎「富岳三十六景」を中心に検証を行う。
モチーフとしての富士山を地理情報とすれば、現在も描かれた時代とほぼ同形を保っている。この点に着目し、地理情報データを利用して特に山頂部位の形態比較を行い、絵画様式と写実性の関係について、様式と時代の価値観に含まれる課題を発見する。
■評論
弔いとしての婚姻〜小津安二郎『晩春』断章(1)