岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー プロジェクト
プロジェクト科目とは、スタジオを横断する形や、他の研究機関や自治体、企業などとの協同で行なわれる共同研究です。学生が必ず1つ以上のプロジェクトに参加し、その計画から実現にいたる全課程を体験し、研究や制作と社会とのかかわりについての思索を深めることができます。アカデミーではコースごとにプロジェクト科目を行なっています。


アカデミーコースプロジェクト

DSPコースプロジェクト
DITコースプロジェクト
CGIコースプロジェクト
ANDコースプロジェクト
2010-2011年度のアカデミープロジェクト
モバイルメディアプロジェクト
DSPコースプロジェクト

研究代表者:赤松正行
研究分担者:平林真実、小林茂、クレメンス・ビュトナー

iPhone や Android などアプリケーションの開発環境が整ったモバイルプラットフォームの登場により、多くの人が常に持ち歩く携帯電話に対し、自由度の高いアプリケーション配信が可能になっています。
 

これらのプラットフォームでは高速なネットワーク接続を前提として、常にネットに繋がった小型のコンピュータと捉えることができます。このような環境を前提とした作品における表現の可能性について研究を行います。
常に持ち歩き、移動することを生かした位置情報や Web などと連携した表現から、ネットワークを介して接続され相互に情報の変換 / 伝達を行うことで可能となる表現まで幅広く対象として、モバイルメディアのおける表現について研究を行います。

デザイニング・デザインプロジェクト
DITコースプロジェクト

研究代表者:古堅真彦
研究分担者:瀬川晃、鈴木宣也、小林桂子

コンピュータを活用したデザイン環境が整った今、きれいなモノをデザインしてそれで終わりという時代は過ぎ去り、デザイナーにはさまざまな状況を考慮したデザインが要求されています。例えばウェブデザインを考えてみると、単純にきれいなウェブページを HTML や Flash を使って作るだけではなく、昨今のブログなどのしくみでは、ユーザーの「作る行為」を踏まえたデザインが必要になってきています。つまり、デザイナーには「デザイン環境をデザインする」ことが要求されています。このような状況はコンピュータ上での表現のみに限らず、グラフィックデザインやプロダクトデザインなどすべてのデザイン環境において重要になってきています。
 

本研究では、このような状況を踏まえて、「デザイン環境のデザイン」を構築、開発することを目的とします。つまり単純なモノのデザインではなく、そのデザイン対象物のユーザーがそれを活用して自らがデザイン行為を行えるような環境の構築を目指します。これは、前年度まで行っていたユーザーのウェブ上での振る舞いをデザインするという概念で進めていた「ウェブメディアプロジェクト」を発展的にしたものでもあります。
また、デザインは社会の中で使われることが本分という考えのもと、成果物は積極的に学外の実践的な場で活用できるように促します。プロジェクト運営としてはデザイン行為をする際の概念、技術の双方からの指導を目指します。

イアマスTV - 次世代低コストTVコンテンツの研究・制作
CGIコースプロジェクト

研究代表者:小田英之
研究分担者:萩原健一、高桑昌男

次世代低コストTVコンテンツの研究・制作を行います。TVを取り巻く環境は大きく様変わりをしようとしています。電気店の店頭からはブラウン管が姿を消し、地デジ、衛星放送、ブルーレイディスクの美しい映像や映画のようなインタラクティブ・ゲームをデモしています。高画質・高精細な映像への欲求は日増しに高まっている一方、YouTubeのような映像配信サイトも人気があります。

〉イアマスTV WEB
 

イアマスTVプロジェクトではコンパクトで低予算な番組・映像制作にフォーカスし、与えられた環境の中で、地元ケーブルテレビの番組制作を通じ、学生自らが企画・制作し、テレビメディアを使った新しい可能性を切り開くことを目的としています。

・ケーブルテレビを通じたIAMASの広報・紹介
・コンテンツの蓄積
・IAMAS関連イベント等への番組コンテンツ提供
・Webでの番組コンテンツ提供
・参加学生のコンテンツ制作力の向上

高度情報化をめざした遠隔ゼミシステムの研究開発プロジェクト
ANDコースプロジェクト

研究代表者:吉田茂樹
研究分担者:山村明義

ネットワークの利用方法が多様化する中で、遠隔地の人達とのネットワークを介したコミュニケーションは当たり前になりつつあります。このような状況において、自己学習システムや遠隔会議システムなど、より高度な情報のやり取りを必要とするゼミ活動などへ遠隔地から参加できるシステムの要望も出てきています。
 

本研究では、現在の多様なネットワークおよびソフトウェア/ハードウェア状況を前提として、それらの特性を活かした形で利用が可能な遠隔ゼミシステムの開発を行ないます。特に、情報家電等の機器をシステムに組み込んで、機器の違いを意識することなく、その時々の状況に応じて多様な形態で情報交換やコミュニケーション、共同作業等が行えるシステムを開発することを目標とします。

2009年度のアカデミープロジェクト
DSP的な新たな展示手法の探求
DSP コースでは様々な作品が制作されていますが、これらの作品の発表の場として一般的な発表空間である美術館やギャラリー、コンサート会場などの落ち着いた空間が必ずしも適しているとはいえません。このような作品に見られる従来の発表手法の枠に収まりにくいアート作品のための新しいプレゼンテーション手法を実践的なアプローチにより探求していきます。
ウェブメディアプロジェクト
昨今、ウェブを取り巻く環境は、発信者→閲覧者という一方通行なものから、閲覧者が書き込み、それを見た別の閲覧者が書き込むという、双方向性を超えた多方向性を踏まえたものに変わってきています。この傾向は今後も進行していくでしょう。しかし、その環境はプログラマーなどの技術者が考案したものが多く、デザイナーやデザインを考える人たちから発想されたものが未だ少ない状況です。これは、ウェブ開発が未だ技術先行で進んでいるからですが、Flash や JavaScript など最近ではデザインを重視した技術が普及してきています。
イアマスTV - 次世代低コストTVコンテンツの研究・制作
次世代低コストTVコンテンツの研究・制作を行います。TVを取り巻く環境は大きく様変わりをしようとしています。電気店の店頭からはブラウン管が姿を消し、地デジ、衛星放送、ブルーレイディスクの美しい映像や映画のようなインタラクティブ・ゲームをデモしています。高画質・高精細な映像への欲求は日増しに高まっている一方、YouTubeのような映像配信サイトも人気があります。

〉イアマスTV WEB
高度情報化をめざした遠隔ゼミシステムの研究開発プロジェクト
ネットワークの利用方法が多様化する中で、遠隔地の人達とのネットワークを介したコミュニケーションは当たり前になりつつあります。このような状況において、自己学習システムや遠隔会議システムなど、より高度な情報のやり取りを必要とするゼミ活動などへ遠隔地から参加できるシステムの要望も出てきています。