EN
Follow us
twitter facebook
資料請求

第19回アーカイブ研究会 「1960〜70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」

12月9日、京都府・元・崇仁小学校 1Fふれあいサロンで開催される第19回アーカイブ研究会 「1960〜70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」に伊村靖子講師が参加します。

京都市立芸術大学芸術資源研究センターでは,2017年4月より「井上隆雄写真資料に基づいたアーカイブの実践研究」プロジェクトを新たに開始しています。本プロジェクトは,本学出身であり写真家として多くの功績を残してきた井上隆雄氏の写真資料を対象として,アーカイブ(資料調査・分類・利活用)の実践を行いつつ,さらにそのような実際の資料調査を通じた美術・文化史への新たな方法論の構築を目指しています。また本プロジェクトは,このような写真資料のアーカイブ活動そのものを一つの実践として位置付けています。そのため,定期的な研究会を実施し,アーカイブ実践のための知識を蓄積し,人的交流(学生,研究者,学芸員,アーティストなど)を深めていくことも検討しています。
そこで今回,情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の伊村靖子さんを講師としてお招きし,アーカイブ,資料研究に関する研究会を開催します。「1960〜70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」をタイトルとして,主に,芸術表現の多様化と資料アーカイブズの可能性,近年の資料研究の動向をトピックスとします。その一例として,国立新美術館における「精神生理学研究所」(1969〜70年)研究,IAMASで取り組んでいるメディアアートの資料化および研究の位置付けについてお話頂きます。
第19回アーカイブ研究会 「1960〜70年代に見られる芸術表現の研究拠点形成と資料アーカイブの構築」 <概要>より引用