IAMAS

芸術特論C(メディア×芸術)

1990年代初頭にあらわれた「メディアアート」と呼ばれる表現は、更新される情報技術をいち早く取り込み、諸領域を横断し、新旧のメディアをかつてない方法で連結するだけでなく新たなメディアを発明するなど、そのあり方自体が既存のフレームを逸脱していく運動としてとらえることができるでしょう。現在、ソーシャルメディアに代表されるコミュニケーションの変容、自然災害や環境・エネルギ―問題など、さまざまな問題がつながり人々に共有されはじめた社会において、「メディアアート」のもつ意味や可能性をあらためて検討することが必要となっています。それは同時にわたしたちの人間の存在や世界との関わりを再検討することにもなるでしょう。
授業では毎回、担当する教員がそれぞれの視点からテーマに沿って事例を挙げ、問題提起および分析、考察を行います。また3人の教員による対話の機会を設けることで、問題の共有と相互触発を活性化します

講義形態

講義およびディスカッション

講義計画・項目

担当:四方
メディアアートの展開/環境的無意識/拡張されたキュレーション

担当:前林
インタラクションについて/環境と知覚、知覚と表象/メディアとリアリティ/感覚をつくる

担当:赤松
アートとメディアをめぐる身体性/感覚性/日常性/接続性/偏在性/商業性/クリティカル・サイクリング

教科書・参考書等

必要に応じて授業中に紹介します。