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デザイン特論C(メディア×デザイン)

デザインにおける理論や方法論とは、厳密に従うべきルールではなく、それを用いて世界を見ることにより、複雑な課題を解くための視点を得られるレンズのようなものです。それらを深く理解し、身に着けるためには、単に知識として知るだけでなく、手を動かして体験することが重要です。この授業では、担当教員2名が現場での実践経験を持つサービスデザインを中心とした研究領域に関する最近の書籍や記事、論文を読むことと、その中で紹介されている方法論の一部を実際に体験することを組み合わせて理解を深めます。これによって、修士作品の制作と修士研究を進めていく上でリファレンスとなる先人達の取り組みや理論、方法論を学び、考えを深めます。

講義形態

基本的な形態として、指定したテキストについて割当を決めて各自が丁寧に読んで要約して発表し、それを元に全員で多様な視点からディスカッションすることを通じて理解を深める、ということを毎回繰り返します。
なお、コミュニケーション言語は英語を基本とします。

講義計画・項目

テキストの輪読による発表とディスカッション

教科書・参考書等

テキストは授業開講時に日本語または英語で最適なものを指定します。参考までに、昨年度はサービスデザインに関する英語論文を用いました。

到達目標

まず、サービスデザインの分野における理論や方法論を理解する上で前提となる、代表的な方法論を短時間の演習を通して擬似的に体験し、その分野における様々な文脈を理解するための共通言語を獲得します。その上で、主に英語で書かれた最近の書籍や記事、論文を丁寧に読み解き、要約をつくり、他の履修者に分かるような資料を作成した上で発表し、自身の関心や研究と関連付けながら議論するスキルを身に着けます。これにより、二次データを活用して自分の主張をサポートするという、論文の文献レビューにおける基本的な考え方を学びます。