長尾陽介
情報科学芸術大学院大学|スタジオ 1
nagao04@iamas.ac.jp
おすすめ定食
展示形態:インスタレーション
人間は遠い昔から道具を生み出し、自己を拡張することで豊かな生活を手に入れてきた。今日では、テクノロジーの発達によって目まぐるしい速さで新しい道具が生まれている。それとともに人間と道具の関係は変化を続け、そのスピードは人間が適応するのに勝るほどの勢いである。しかし、そもそも人間にとって道具とは何なのか、どんな存在であるべきなのだろうか。
本作品では、能動的に人間に対してアフォードする「食器」を通し、食事という人間が生きる上で不可欠なシチュエーションの中で、人間と道具との新たな関係性について体感させる。