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太田崇徳


情報科学芸術大学院大学|スタジオ 2
fah81904@iamas.ac.jp


二人の声楽家のための音楽作品 『るんる』



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展示形態:二人の声楽家のための連作歌曲


★作品について★音楽作品『るんる』は、アルゴリズムを用いて自動作曲するソフトウェア−が制作され、コンピュータ・シミュレーションが行われたコンピュータ音楽です。 ★作品テーマ★:::「人は、死ぬために生きる。人は、生きるために死ぬ。」:::我々は、いつか肉体を失う運命の中で生きています。私は、自分が死ぬことを想像するだけでも非常な恐怖を感じます。しかし「生」は、「死」がなければ存在しません。この二つが一体となって機能する我々は、「生」と同じくらい「死」についても考える必要があると思われます。私は、たとえ生命が肉体を失っても、輪廻転生の躍動する力が魂に存在することを信じています。現実の中で待ち受ける「死」を想像することによって、生きることの意味について考えられるのではないでしょうか。音楽作品『るんる』は、二つの楽曲からなる連作歌曲です。第一部の楽曲は『フィフ』と呼ばれ、第二部は、『るんる』と呼ばれます。単旋律の楽曲『フィフ』は、一つの生命体の生きる力が表現され、「生」が意味されています。第一部と第二部の楽曲の間に、必然的に起こる沈黙は、「死」が意味されています。複旋律の楽曲『るんる』は、肉体を失った魂が空気となり他の魂と交わったり離れたりしながら輪廻転生を求める力が表現され、「死後の生」が意味されています。 ★プログラム★ 第一部『フィフ』 第二部『るんる』 ★公演日時★2.26.Sun.3PM.Softpia 1F★My web page★http://www.iamas.ac.jp/~fah81904/

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