知らないものに出会うとき、私たちは縮尺の異なるものさしを持ち替えながら、対象の特異性を探し出します。この作品では街の模型の中で紙飛行機をかざすことで、視覚では対象を俯瞰しながら、聴覚だけがその空間に入り込むという経験をします。