MIZU Bashira [ミズバシラ]

「MIZU Bashira (ミズバシラ)」は、大垣と市外の人々を結ぶための活動です。

私たちは、大垣の自噴水という文化に注目しました。大垣には、自噴水と呼ばれる湧水箇所が16箇所存在し、たくさんの人たちに利用され続けています。実際に自噴水のある場所に訪れると、まずその水量に驚きます。「あれ?ポンプで汲み上げてるんじゃないの?」と、錯覚するほどの水量が溢れていました。また、水の質の良さにも驚かされました。実際に口にしてみると、地下水らしく、冷たく非常においしいお水でした。絶滅危惧IA類にあたるハリヨが生息するスポットが存在するほどの良質な地下水です。

この良質な水の存在を、大垣の外部の人たちに伝えていくのが「MIZU Bashira (ミズバシラ)」プロジェクトです。
大垣と外部との接続口になる水都ブリッジにて、大垣の自噴水の特徴である水量をテーマにしたインスタレーションを行い、大垣の良質な水の存在を知ってもらうきっかけにします。

ユニットメンバー

Hiroki Tomita
埼玉県出身
東洋大学 ライフデザイン学部 卒業
IAMAS(情報科学芸術大学院大学) 在学

Yuriko Miyake
愛知県出身
愛知県立芸術大学 美術学部 卒業
IAMAS(情報科学芸術大学院大学) 在学

Takayuki Miyatake
東京都出身
東京造形大学デザイン科メディア・デザイン専行領域 卒業
IAMAS(情報科学芸術大学院大学) 在学

Shinya Nakamura
愛知県出身
多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻 卒業
多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究領域 修了
株式会社アマナにて大型の広告プロモーションのWEBディレクターを担当
IAMAS(情報科学芸術大学院大学) 在学

プロジェクトの背景

私たちは、2013年4月から大垣市に移り住み、新しい生活をスタートしました。そこで感じたこととして、大垣の町並みは、川が多い地方特有の風景と感じていましたが、生活をしていく中で、神社が所々に点在し、八幡神社の存在を知りました。八幡神社に訪れた際、初めて「自噴水」の存在を知り、その水量、水質に驚きました。
調べていくと、市内には16カ所の自噴水があり、それぞれ特徴があること、この自噴水が水路を形成し、大垣を形作っていることが分かります。自噴水の魅力は、県外にも知られているようです。自噴水自体にミネラルが豊富なので、山深い清らかな渓流沿いで栽培するワサビも育てることができます。
生水(キミズ)で水質がよく、長く保つことができるという事を知り、愛知県から高速でこの地を訪れ、2ヶ月に一度、生活水を汲取っている女性もいました。
大垣市はこのように多くの自噴水を有し、豊富な地下水の恩恵を受け、水都とよばれています。以前は多くの自噴井戸を使用し、生活用水としてきましたが、時代とともに薄れていきました。しかし現在はこれを見直し、消滅した井戸を復活させることで、水都の保全に取り組んでいます。その一つとして、神社の境内、公園などに自噴水が挙げられます。
大垣に長く暮らしている人たちには、自噴水は身近なもので、その光景は何気ない日常かもしれません。しかし、水といえば、スーパーやコンビニで購入する私たちにとって、この出来事はとても新鮮に映りました。
これをきっかけに、大垣の水の魅力を、広く市外に伝えていくことができる水をテーマにしたプロジェクトを立ち上げました。

これまでの経緯

私たちは、映像、建築、版画、広告業界で働いていたなど、様々なバッググラウンドから成るメンバーです。今回のプロジェクトでは、ユニットという個人の表現活動とは違う形で、何をしたいのかということを話し合いました。
それぞれがものを作ることに関心があり、話題性や、大きな規模のもの、電子工作、水を使ったもの等の話から、インスタレーションをすることを提案しました。
まず、大垣に電車で訪れる人が最初に通る場所であること、人通りが多く周囲を見渡せる最適な場所であることから、JR大垣駅 南北自由通路(水都ブリッジ)を考案しました。ここは、彼らの大垣市への入口、出口でもあり、始まり終わりでもあります。
この場所を利用し、大垣の自噴水をテーマにして、新たな体験をすることができるインスタレーションを展開していきます。その体験が、大垣の水を知る機会となり、自然から湧き出る水に対する意識、水の大切さや自然の豊かさを知り、資源自体を大切にしたいと思う気持ちが生まれることを期待します。

インスタレーションの説明

本インスターレーションは大垣の自噴水、水路をモチーフにしており、地下から湧き出る湧水の勢いやその飲料水としても用いる事の出来るきれいで透き通った生水(キミズ)を表現しようと試みています。
水都ブリッジに設置される大きな円柱状の容器は「大垣市全体の水資源」を表現したマクロの視点、その中にある16本の細い円柱状の容器は、市内の自噴水の数と同じで、ひとつひとつの自噴水の性質の違いなどをミクロの視点からとらえて表現しています。
太い円柱から流れ出た水は,高さ2.5mに設置された水路によって水都ブリッジの頭上を通り、町中、大垣市の生活へと流れ込んでいきます。
インスタレーションにおいて自噴水と水路を形成するのは調光ガラスであり、円柱に触れる事により曇っていた自噴水と水路を流れる水を目にする事ができます。そこでは各自噴水の毎時の水量が計測され各容器から連動した水量が溢れ出てきます。
これは、人が介入する事によって自然を壊すのではなく、人々が関心を抱く事によってその自然を保全する動きへと変化していくのではないかと考えたからです。
大垣市外の人々が目を向ける事によって、大垣市内の人々の目が水への関心、またそれに伴った運動が返ってくるのでは、と期待しています。

実施に向けての課題

現状のステータス

CGでモデリングを作成し、物理的な問題点を洗い出し、表現方法を模索中。
簡単な企画の提案は大垣市役所と相談済み。
素材に関しても、千葉工業大学の卒業生と相談し、おおよその概算を算定済み。
以下、現状考えられる問題点です。

開催に向けた問題点

- 市役所に提案し、来年度予算の確保(10月までに企画が通れば、2014年度実施可能)
- JR東海、大垣駅への開催交渉
- 自噴水の持ち主への開催交渉

制作に関する問題点

- 素材の検証(強度や質感、耐久性を検証)
- 電源の確保
- 企画制作 :4週間
- プロトタイプ :16週間
- テストタイプ :4週間

Abstract

“MIZU Bashira” is an activity for connecting the people of the area and Ogaki.

We have focused on the culture of its own fountain of Ogaki. The Ogaki, spring water place called self fountain exists 16 place, and it continues being used for a lot of people. When you visit to the location of the fountain itself actually, you surprise to the water first. “Are not being pumped in there? Pump?” And, the amount of water the more illusion was full. Also, I was surprised to good quality of water. If you try to mouth actually, seems to groundwater, it was your water cold and very tasty. It is a good quality of groundwater as spot Hariyo falls endangered IA Louis living there.

Is going to tell the people outside of Ogaki, the presence of this high-quality water “MIZU Bashira” is a project.
And a chance to with water capital bridge consisting connection port and external Ogaki, make the installation on the theme of water, which is a feature of its own fountain of Ogaki, get to know the existence of high-quality water of Ogaki.