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情報科学芸術大学院大学紀要 第8巻・2016年 発刊

情報科学芸術大学院大学紀要第8巻について

 2016年度の紀要は、IAMASの「現在」に着目し編集した。
 特集では、赤松正行教授を中心に、教職員と学生が、横断的にサイクリング活動からメディア表現として展開しつつある「クリティカル・サイクリング」をとりあげている。
 また2016年は、1996年の岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーの設立から20周年となり、「あいちトリエンナーレ2016」(2016年10月10日、名古屋市美術館)、「文化庁メディア芸術祭20周年企画展 変える力」(2016年11月6日、3331)それぞれとの共催で、シンポジウムを実施した。本誌に、ふたつのシンポジウムの抄録を収録している。
 研究ノートと評論では、本学の教員が現在取り組むメディア表現研究として、コンピュータ環境、地域メディア、協働創造、体験拡張、小規模兼業農家、ネットワーク環境、落語など、多岐にわたる問題提起が並ぶ。
 同様に研究ノートとして、「戦後日本におけるマス・メディア受容と現代芸術の文化学」(科研費26503003、研究代表者:松井茂)の最終年度の報告会(2016年11月12日、キャンパスプラザ京都)を基に、学内外に研究ノートの寄稿を依頼。学外からは、立命館大学准教授の飯田豊氏、電子音楽研究の川崎弘二氏と大阪芸術大学教授の志村哲氏、大阪電気通信大学教授の原久子氏が寄稿している。
 詳細は以下の目次を参照。

(文責:松井茂)
目次
特集:クリティカル・サイクリング
  • クリティカル・サイクリング宣言
  • クリティカル・サイクリング事始め/赤松正行
  • 2016年度活動一覧/綿貫岳海
  • Critical Cycling展 2016/湯澤大樹
  • criticalcycling.com 記事一覧/赤松正行
  • ブラッキー中島 特別講義レポート/後藤祐希
  • クリティカル・サイクリング 文献・映像リスト/後藤祐希
  • サイクリング・ヒートマップ/赤松正行、瀬川晃、和田純平
  • 座談会:「クリティカル・サイクリング」を振り返る/赤松正行、伊村靖子、八嶋有司、北村茂範、湯澤大樹、綿貫岳海、後藤祐希、松井茂
  • コラム:
    • 自転車に乗りながら考える/伊村靖子
    • クリティカル・ママチャリ宣言/松井茂
    • 自転車との再会/北村茂範
    • サイクリング・風景/八嶋有司

 

シンポジウム
  • 「あいちトリエンナーレ2016」共催企画
    メディア・アートとは何か? IAMAS20周年から考える
    登壇者:久保田晃弘、関口敦仁、吉岡洋、三輪眞弘、モデレーター:松井茂
  • 「文化庁メディア芸術祭20周年企画展 変える力」連携企画
    メディア・パフォーマンスとは何か? IAMAS20周年から考える
    登壇者:川崎弘二、三輪眞弘、伊村靖子、モデレーター:松井茂

 

研究ノート
  • メディア表現視点からのコンピュータ環境の進化/吉田茂樹
  • 地域メディアと災害の記憶~ムラピ山の災害ミュージアム視察報告/金山智子
  • Field Hack: 多様なスキルを持つクリエイティブな人々の地方における在り方を「辺境」における短期間の活動を通じて協働創造する試み/小林茂
  • NxPC.Lab: 音楽体験を拡張するための実践的活動基盤/平林真実
  • 小規模兼業農家の挑戦(II)/小林孝浩
  • IAMASにおけるネットワーク環境について 2016/山田晃嗣

 

研究ノート: 戦後日本におけるマス・メディア受容と現代芸術の文化学
  • 戦後日本におけるマス・メディア受容と現代芸術の文化学 高松次郎の場合/松井茂
  • メディア・イベント概念の理論的再構築に向けて/飯田豊
  • NHK東京において制作された電子音楽の調査(†1952~1968ˆ年)/川崎弘二、志村哲
  • 芸術文化情報に関する発信、受容とその変遷について/原久子
  • 汎用技術と表現 ─60年代美術において「デザイン=設計」が意味するもの/伊村靖子
  • 時空間3Dスキャニングシステムの開発/赤羽亨

 

評論
  • 落語の身体論(6)『火事息子』、跳び越える炎としての親子愛/小林昌廣

 

PDF版の公開について

「情報科学芸術大学院大学紀要 第8巻・2016年」は、IAMAS BOOKSにてPDF版を公開しています。
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