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根尾コ・クリエイション

本プロジェクトは、岐阜県本巣市根尾地区(旧根尾村)で、何百年にも亘って様々な生活文化を創造・伝承してきた地域住民と交流しながら、持続可能な共創社会について探求することを目的としています。
根尾は、泰澄証人の開いた能郷白山神社、慶長時代から口伝で受け継がれてきた能郷の能・狂言、樹齢1500年以上の淡墨桜など豊かな自然と文化遺産のある地域です。他の農山村と同様、生活と生産が一緒となった暮らしの中で多くの利器や文化を生み出してきました。一方、4割以上が限界集落で、超高齢化や後継者不足、空き家や害獣などの問題が深刻化しています。本来、根尾地区の住民は、技術と文化を育み、“暮らす” 精神力とセンスは「よそもの」や現代の自治システムよりもはるかに強いものをもっています。
在るものを壊し、新しいものを創り続け肥大化する文明からの転換が迫られている現代、自然とともに循環する時間の中で地域が育んできた知恵・技術や経験を新しい技術や視点をもって捉え直し、これからの持続可能な地域社会や定常経済、暮らすこととは何かを考えていきます。

所属

研究代表者: 金山 智子
研究分担者: 小林 孝浩 , 吉田 茂樹

研究計画

4年目となる今年は、二つの活動拠点(ねおこ座とジャッキーハウス)と畑中心に、根尾の限界集落でのフィールドワークを通してみつけたモノ、コト、ヒトを新しい記憶と記録の形として表現し、将来消えていく集落文化を異なる形で未来へとつなげていく一つの方法を模索します。さらに、休耕地を使った畑作業を通して、エネルギーやテクノロジー、地域コミュニティなど新しい社会のあり方について考えていきます。

研究期間

2015年 - 現在

ウェブサイト

プロジェクト活動報告