このプロジェクトは、情報技術を活用した新しい電子玩具についての制作・研究を行い、同時にそのデザインプロセスを通じて、独自のプロトタイピングメソッドを探求し、確立することを目指す。 将来的な製品化も視野に入れ、ティーツーラボ株式会社の協力のもと、実際の製品企画・開発で使われているノウハウを活用しながら制作している。また、近年注目されている、コンピュータの画面内にとどまらないインタラクションデザインを迅速に行うために、独自のツールキットを開発・導入し、電子回路を組み込んだワーキング・プロトタイプ制作している。
菅野創/西郷健一「Jamming Gear」2008 撮影:菅野創
歯車が1周回るごとに、音楽も1周繰り返して再生されるシステムによって、視覚的に音楽を作り出して遊ぶことを実現している。様々な大きさの歯車を組み合わせる事で、複雑な音楽を、見た目にも楽しく演奏することができる。
笠原友美「アクション!ゆびにんぎょう」2008 撮影:蛭田直
ジャンプした時、走っている時、歩いている時など、指の動きに応じて様々な音が鳴る。この玩具によって、子供たちの退屈な勉強机がとてもクリエイティブで楽しい遊び場へ変えることを目指している。
プロトタイピングのためのアイデアスケッチ
このプロジェクトでは現代の子供たちに希望を与え、彼らの意欲をかきたてる新しい電子玩具をデザインし、それをワーキングプロトタイプとして具現化することを目標としている。
玩具のアイデアそのものではなく、アイデア発想から、プロトタイプ制作までの“デザインプロセス”を、実際の製品開発のプロセスに応用する可能があると考えています。