PDPは、通常のパーソナル・コンピュータの制約を超えた、新しい形のユーザ体験を探求するプロジェクトとして2005年から3年間に渡って活動しました。Cypress社のアナログ/デジタル混載マイコンであるPSoCなどのプログラマブルなデバイスの可能性を探るところからスタートし、ツールキット「Gainer」の開発やワークショップの開催、ICCで展示された「ゲイナーカイダン」などの作品制作、パーソナル・ファブリケーションの実践、新しいインターフェイスの可能性の探求などを行いました。
SOURCE OF LIFE はじまりの水 - IAMAS in Yokohama展において開催したワークショップの様子, 2006 写真撮影:鈴木宣也
「ゲイナーカイダン」NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)2007 蛭田直┼原田克彦┼金箱淳一┼佐竹裕行┼柏木恵美子┼赤松正行┼小林茂 写真撮影:萩原健一
それぞれの階段に設置したレーザーモジュールと光センサの組み合わせで階段を昇り降りする体験者の動きを検出し、それぞれの階段に設置したアクチュエータ(ソレノイド)を動かすことで物理的に音響を発生。階段は、日常においては単なる移動の経路でしかなく、そこを移動する身体を特に意識することはない。この作品を体験することにより、自分自身の身体の動き、および同じ階段を行き来する他者との関係が違ったものとして見えてくるはずである。
Gainer体験コーナー,NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)2006 GAINER v1.0開発チーム 遠藤孝則+大石彰誠+小林 茂+斉田一樹+原田克彦+増田一太郎(50音順) 写真提供:ICC