スタジオ1では、さまざまな分野からなるメディア社会の特徴を踏まえつつ、それぞれが求める表現や自分自身の「立ち位置」を考えることを重視します。制作や研究のうえで必要となる表現のありようを、美術史や社会的な位置づけ、そしてさまざまなコンテキストのなかで考えることにより、自らの活動がどのような意味を持ちうるのかを解明、分析し、その上で必要となる技術や知識について研究します。
[専門領域] 身体とインタラクティビティ、情報とインターフェイス、空間知とバーチャルリアリティ、ネットワークとユビキタス
[所属学生の研究・制作例] ・物体の痕跡を利用した表現研究 ・書字動作における身体情報の抽出と視覚化 ・サムネイルを用いたウェブサイトの要約表現の研究 ・蓋然性を喪失する主体の構成と映像表現への展開
[担当]関口敦仁、前林明次、鈴木宣也、赤羽 亨、遠藤孝則
インタラクティブメディア研究領域の専門家科目としては以下の3つがあります。
・インタラクティブメディア分析 コンピュータメディアによって表現領域にインタラクティビティの概念が導入されて久しい。インタラクティブメディアに対する広義の解釈や、インタラクティビティの基礎を学びます。また、身体を利用したメディアインスタレーションに必要となる基礎的な概念と、デバイスや手法について考察を行います。
・インタラクティブメディア表現実習 インタラクティブ表現の基礎的な技法として、センサ-プロセッサ-アクチュエータという組み合わせがある。ここでは入門用に準備したキットを用いて作品制作を行う。キットとして用意されたセンサ群の使用方法やprocessingのプログラミングなどの技術的な面と、作品計画と試作など作品の内容に関わる部分を同程度の比重で進めていく。
・メディア芸術表現特論 私たちの知覚=身体はメディア・テクノロジーとどのように相互作用しながら様々な芸術表現を生み出してきたのか?メディア表現の歴史的な成り立ちやこれらを利用した表現を取り上げ、それらの概念的な解釈や、インターフェースなどの情報技術的な側面など、メディア表現の基礎を学びます。また、既存のジャンルに囚われることなく、同時代の芸術表現を幅広く見渡しながら、核となる共通テーマや課題を抽出し、芸術表現の可能性について考察します。
また1年次は特別研究1、2、2年時は特別研究3、4という科目で1年通してゼミが行われます。