研究概要: 本プロジェクトでは、情報技術を活用した新しい電子玩具についての制作・研究を行い、同時にそのデザインプロセスを通じて、独自のプロトタイピングメソッドを探求し、確立することを目指す。 近年、情報デザインの必要性は社会的にも広く理解され、定着してきている。IAMAS学内でも、情報デザインに関する教育プログラムが運用され、確実に成果をあげている。しかし、コンピュータの画面内にとどまらないインタラクションのデザインに関しては、ハードウェアまで含んだ教育プログラムになるため、確立が難しいというのが実情である。特に、電子回路を組み込んだワーキング・プロトタイプ制作は、ハードウェアやソフトウェアに関して十分なスキルを持たない場合、実装に時間がかかりすぎるという問題がある。このプロジェクトでは、この問題を解決するために、独自のツールキットを開発・導入し、実装までの時間を大幅に短縮させることを目指している。この結果として得られる新しいプロトタイピングメソッドは世界的にもユニークなもので、デザインのみならずアート、工学系の研究など、幅広い分野への応用が期待できるものである。 当然のことながら、このメソッドによって、開発される電子玩具のクオリティを上げることも意図している。
研究概要 芸術全般に対し情報学的見地からアプローチする。 芸術に付随する情報ではなく、芸術から派生する情報について分析し、また、これらの効果的なアーカイブ研究を行う。 芸術作品および芸術活動は、一般に特定のパターンを持たないと解釈されている。しかしながら美的価値が生成される過程において、特定の作家や作法、時代背景など特定の側面から分析を行うことで、あるパターンが見いだせるのではないかと考える。このような芸術作品やその活動において、美的価値を生成させる要素についての研究とその研究視点を利用したアーカイブ研究を行う。 本プロジェクトでは、本プロジェクトの全身である作法芸術アーカイブプロジェクトに関連した研究、美術史全般を対象とした作品に対する考察と、近世および近代絵画の分析と特徴抽出、現代芸術のカテゴライズとアーカイブなどが研究対象となる。
研究概要 インターネットなどの情報ネットワークに、いつでも、どこからでもアクセスできる環境、つまりユビキタスが普及すると、場所にとらわれない情報技術や芸術作品、あるいは娯楽が実現できるようになる。 しかし、RFIDなどの個別機能は充実してきたが、機器同士や、機器と人の関係などを扱う研究はまだそれほど多くない。最近ではM2M(Machine-to-Machine)と名付けられた機器同士をつなぐ技術開発も始まろうとしている。 今まで、一つのモノに一つの機能と考えられていた機器が、機器同士の通信によりインテリジェントに関係性を変化させることができれば、人を取り巻く環境に対する意識や考え方に変化をもたらす可能性がある。 本プロジェクトではユビキタスをテーマに、ネットワーク通信可能な機器同士の関係と、その関係を動的に変化することができるシステムを構築し、そのシステムに応じたコンテンツを研究することを目的とする。 異なる機器、あるいは同じ機器が多数あることを想定し、その機器同士の通信から、創発的な協調システムの構築、あるいはその協調システムを人の行動に応じて動的に変化させるプロッグラミング言語の開発なども考えている。これらは、人にプログラミングと分かるような入力ではなく、人の振る舞いを認識し、処理されることが要求され、コンテンツを伴って表現することを目指す。
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研究概要 小型化するコンピュータとモバイル・テクノロジー、GPSやGoogle Earthなどの地球規模での位置情報検出と情報の可視化技術、さらに街中いたるところに設置されたカメラによる監視システムなどが一般化しつつある現在、私たちの「場所」に対する概念、「場所」と身体の関係性は大きく変わりつつある。このような状況の中、場所/メディア/身体との関わりを次の5つの視点から捉え直し、新たな表現を模索する。
Location、Site (「場所」の選択) Mapping (マッピング、情報の重ね合わせ) Ambulation (移動すること) Interface (身体/場所/概念の接点) Network (情報の共有)