スケジュール
    / 午前午後夕方
    /09:30-11:3013:00-15:0015:30-17:3018:00-20:00
    8月28日レクチャーA1/B1レクチャーA2/B2フリータイムウェルカムパーティ
    8月29日レクチャーA3/B3レクチャーA4/B4フリータイムなし
    8月30日レクチャーA5/B5ガイダンスフリータイムなし
    8月31日ワークショップワークショップフリータイムコンサート1
    9月1日ワークショップワークショップ鑑賞、講評会コンサート2
    レクチャーについて

    レクチャーは初心者向けと経験者向けの2つに分けて行います。初心者向けレクチャーは「Max/MSPを触ったことがある・オブジェクトをパッチコードで結ぶことができる」といったレベルを想定して、Max/MSPやデジタル・オーディオの基礎的な事柄から実践的な応用までを段階的に学びます。ある程度Max/MSPを使ってパッチを作ることができる方は経験者向けレクチャーが良いでしょう。これらは同時に別々の会場で行いますが、随時移動していただて構いません。

    フリータイムには適時プレゼンテーションなどを行います。
    ガイダンスはバルローさんによるワークショップの説明を行います。

    初心者向けレクチャーの概要 経験者向けレクチャーの概要
    A1:音の入出力〜オシレーター
       系


    デジタルサウンドをいじる上で、まず最初に出てくる音波形のお話です。ナニゲに聞いてる音波形。サイン波ぐらい知ってるぞ!と言う方も、簡単なシンセサイズをテンプレートを使いながら明確にしていきましょう。(由雄)


    B1:Max4/MSP2の新機能解説


    基本性能の向上とともに拡張された機能を満載するMax4/MSP2を即効解説。新しい概念や便利な小技についても紹介する。(赤松)
    A2:音の入出力〜サンプリング
       系


    外部から音をMacに取り込むにはどうしたらいいの?ということを学びます。そして取り込んだはいいけど、次に何すればよいの?ってことを、簡単なサンプラーを作って実践してみましょう。(由雄)


    B2:natoプラクティカル・
       ユーティリゼーション


    例題、実用例を通してNatoを学ぶワークショップ。各自が実際にパッチの例を試しながら映像を作成する。(後藤)
    A3:音の加工

    音食材に味付け調理します。いろいろな種類があると思いますが、テンプレートをつかったエフェクトで遊んでみましょう。(由雄)




    B3:スペクトラル・シンセシス

    G4への最適化によって処理能力が高まった高速フーリエ変換(FFT)やオシレータバンク合成について、その基本概念から応用までを解説する。(赤松)
    A4:変換プロセスに向けて〜
       データ整理する


    ぐちゃぐちゃになった書類をほったらかしにしてると、仕事の効率もあがりません。プログラミングにおいてもカテゴリー別に分けたり、同じものはテンプレートをもちいたり、効率良くするための整理術というものがあります。それを明確にしていきましょう。(由雄)


    B4:Max/MSPとアルゴリズム
       の応用


    アルゴリズムの見地から、Max/MSPを捉え直すワークショップ。ピッチ、リズム、そして、テクスチャーなどをアルゴリズムがら導き出す方法、DSPのアルゴリズム、MSPをアルゴリズムによりコントロールしながら音響を合成する方法など、例を通して実際に試みる。 (後藤)
    A5:変換プロセスに向けて〜
       データを支配する


    整理されたデーターをどういじるかということです。便利な、効率的な、意外な、、そんなデータ構造を明確にしそれをどう活用すればよいか考えていきましょう。(由雄)


    B5:オペレートされる音楽


    現実世界にある規則を何らかの形でコンピュータに教え込み、それに基づいて仮想空間の中で現象を模倣することをシミューレーションと呼ぶならば仮想空間の中でしかありえない現象を現実空間の中で実現してみることは「逆シミュレーション」と呼んでよいのではないか?このレクチャーでは、この「逆シミュレーション」をキーワードにアルゴリズムと芸術表現の関係について報告してみたい。(三輪)
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