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ブックソムリエ

あなたに何かを与えてくれる、そんな書籍をセレクトしてご提案する、本のソムリエです。

性別:男性
属性:インタフェースデザイン
ソムリエとの関係:大学院の同期である仲間。

SMLXLさま
あなたにご紹介する書籍を選んだキーワードは、
「なぜ・どうして」です。

[疑問に迫る面白い視点]を扱ったものをセレクトしてみました。



まずは、SF小説から一冊ご紹介。

「バベル−17」
サミュエル・R・ディレーニイ
ISBN:4-15-010248-1

「<わたし>」という言葉を持たない謎の宇宙言語<バベル-17>を解読するために奔走する美貌の詩人リドラ。
宇宙戦争物なのですが、一風変わっていて、言語インタフェースの問題に踏み込んでいます。
読み応えがあってしかも文庫です。



2
次は小説とも作品集ともとれない一冊。

「テーブルの上のファーブル」
クラフト・エヴィング商會
ISBN:4-480-81634-8

クラフトエヴィングに関しては、すでに何度かおすすめしているかもしれないけれども、これはその著書の中でも、特に行間が多い一冊です。
「本を読む」ってのは、字面を追うだけじゃないんだな。
休みの午後、クッキーなどついばみながら、ぱらっと開くと、とても良い気分になれると思います。


3
最後は超大作。
高いのが難点だが、図書館で借りてでも一度手に取ってほしい一冊をご紹介。(もしくはBar OKARINAの本棚には入っていますのでどうぞ。)

ハンフリー・ジェニングズ
『パンディモニアム』
ISBN:4-938165-26-0

近代イギリスにおいて汎機械的制覇が完遂していく様子に切実さを持って迫り、各種事象の断片が大量に羅列されている奇才ハンフリー・ジェニングズの著書。
世の中には、本の形態をしていても読み切れる気のしない本というのがあって、この本もそのうちの一種。
それは、本の中に走る構造を理解するのに至極時間がかかるという事なのですが、ずっと眺めているといずれそれが読める様になる時が来ます。
その時は、他のどんな本でも難なく読める様になるでしょう。


最近本が読める様になったというSMLXLさんに、さらに読書に踏み込み楽しめる可能性を含んだ謎の本たちをご紹介しました。 感想などあれば聞かせてください。

ではでは。



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