トップ < ワークショップ < ブックソムリエ < case6
ブックソムリエ

あなたに何かを与えてくれる、そんな書籍をセレクトしてご提案する、本のソムリエです。

性別:女性
属性:インタラクティブな動画
ソムリエとの関係:大学院の一年違い。年齢差は逆。

matthewさま
あなたにご紹介する書籍を選んだキーワードは、
「ふくろう」です。

[知識の目]を扱ったものをセレクトしてみました。
知りたい、知りたい、知りたい。
裏テーマはドイツあたりの現代文学です。



遺失物管理所
ジークフリート・レンツ
ISBN:4105900447

舞台は北ドイツの大きな駅の遺失物管理所。
24歳の青年ヘンリーは遺失物管理所へ配属されることになった。
ここに届けられる忘れ物は、傘や財布といった
ごくふつうのものから生きた小鳥までじつにさまざまで、
苦労知らずのお坊ちゃまヘンリーは驚き戸惑いながらも
この仕事に魅力を感じていく。
どのように失うか、それが重要なのだ。



女ねずみ
ギュンター・グラス
ISBN:433603589X

昔むかしひとつの国があり、その名はドイツといった、、、。
核戦争や環境破壊で滅亡に向かいつつある地球について
しゃべりまくるねずみと、鈍感な人間たちの物語。
ノーベル文学賞作家なんで、ちょっと説教臭いけれども、
実に奥深い物語で、何度も何度も読むものです。
コレを読むと、ねずみとクラゲが怖くなるよ。



ふくろうの眼
ゲルハルト・ケップフ
ISBN:4336030626

悪魔に目をかけられた日にゃ、十字架にはりつけ、お星様とご対面、
いきおいひどい目に遭わされる。
ここはドイツの片田舎トゥルゼルン。今夜も眠れぬ郵便配達夫がひとり。
両眼を開けて生まれてから、どちらの眼を閉じたことがない。
その不眠ゆえ彼の眼は〈ふくろうの眼〉ー封を切らずに
郵便物の中身を見通す眼、となった。
どん欲な知識欲の恐ろしさよ!




この間東京に旅行に行って、神田の古書街をうろつきながら、
matthewさんへの書籍をどのように選ぼうか考えていました。
なんだかいろいろ思いつきすぎて、軸を決めるのに時間がかかってしまいました。
古書でないと入手が難しい本もあるかと思いますが、たいていの図書館にはあると思います。

遺失物管理所の「新潮社 クレスト・ブックス」 そして、残り二冊の「国書刊行会 文学の冒険」は 表紙と帯を見て「お、面白そう」と思えばたいていハズレの無い素晴らしいシリーズです。


感想などあれば聞かせてください。

ではでは。



トップページに戻る

rina OKAZAWA 2005 all rights reserved.