IAMAS ARTIST FILE #08
記譜、そして、呼吸する時間
Notation, and the time breathes

2022.7.5(Tue)- 9.11(Sun)
10:00~18:00 [入場は17:30まで]


岐阜県美術館[展示室2]

The Museum of Fine Arts, Gifu

情報科学芸術大学院大学[IAMAS]と岐阜県美術館との連携事業「IAMAS ARTISTFILE」は2013年に始まり、本展で第8回目となります。今回は、IAMAS博士後期課程に在籍する福島諭の個展です。コンピューターと木管楽器による室内楽作品の空間展示を中心に、福島諭が以前より進めてきた、他者との交換形式によって創作した音楽や平面、映像作品などを展示します。また、福島と同様に作曲から造形へ表現を拡張した佐藤慶次郎(1927‐2009)による電子オブジェも同会場でご覧いただけます。

* IAMAS(イアマス)=岐阜県立情報科学芸術大学院大学の略称

休館日:月曜日 [祝日の場合はその翌平日]、 臨時休館[7月23日(土)- 7月29日(金)]
夜間開館日:2022年7月15日(金)、8月19日(金)は20:00まで開館 [入場は19:30まで]

観覧料:一般340円(280円)、大学生220円(160円)、高校生以下は無料

※( )内は20名以上の団体料金
※所蔵品の観覧券でご入場いただけます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、難病に関する医療費受給者証の交付を受けている方およびその付き添いの方(1名まで)は無料

福島 諭 |Satoshi Fukushima

1977年新潟生まれ。 作曲家。 情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 修了。現在、博士後期課程在籍。
2002年よりリアルタイムなコンピュータ処理と演奏者との対話的な関係によって成立する作曲作品を発表。 また、即興演奏とコンピュータによる独自のセッションを試みるバンド Mimiz(みみづ)のメンバー。 濱地潤一との共同作曲による室内楽作品《変容の対象》を2009年から継続。 近年は、共同制作のあり方を音楽以外の表現へ拡張している。 2016年G.F.G.S.レーベルよりCD「福島諭:室内楽2011‐2015」をリリース。 日本電子音楽協会理事。 作曲を三輪眞弘に師事。 主な賞歴として、2014年 第18回文化庁メディア芸術祭アート部門 優秀賞、 2017年 「坂本龍一|設置音楽コンテスト」佳作など。

賞歴|
Mimiz:2006年 ARS ELECTRONICA 2006 Digital Music Honorary Mention
福島諭:2006年 第1回 AACサウンドパフォーマンス道場 優秀賞
福島諭:2011年 第6回 JFC作曲賞 入選
濱地潤一+福島諭:2013年 第17回文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦作品 選出
福島諭:2014年 第18回文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞
福島諭:2017年 「坂本龍一|設置音楽コンテスト」佳作 

コラボレーターへのQ&A

01 遠藤 龍

→ Q&Aを読む

出品作品:
《20211001 - 》
2021-|ムービー HEVC (H.265)
[制作] 遠藤 龍 + 福島 諭 / [スライド制作] 遠藤 龍

02 原田 和馬

→ Q&Aを読む

出品作品:
《No.1 20211120 - 1128 》《No.2 20211201 - 1210 》《No.3 20211211 - 1226 》《No.4 20211227 - 20220110 》《No.5 20220111 - 0125 》《No.6 20220126 - 0210 》《No.7 20220211 - 0316 》《No.8 20220319 - 0416 》《No.9 20220418 - 0525 》

2021 – 2022|ムービー HEVC (H.265)
[制作] 原田 和馬 + 福島 諭 / [スライド制作] 原田 和馬

関連プログラム


《エレクトロニック ラーガ》を試演しながら作曲の構想を練る福島諭(2022年4月)

8月28日 (日)14:00 ‒15:30

コンサート
「エレクトロニックラーガのための室内楽」

出演: 福島諭、福島麗秋、濱地潤一、飛谷謙介(Mimiz)、鈴木悦久(Mimiz)
ゲスト: 石川喜一(ピアノ調律師・美術家)
*出演を予定していた鈴木悦久は諸事情から欠席となります。

佐藤慶次郎が制作した《エレクトロニック ラーガ 》(1979 年、岐阜県美術館所蔵)のための楽曲を、福島諭がこの日のために作曲しました。本コンサートでは、その初演を含む3曲が上演されます。石川喜一氏による《エレクトロニック ラーガ》についてのミニ・レクチャーもお楽しみいただけます。


→コンサート 記録
→「公演を終えて」福島 諭



日時:8月28日 (日) 14:00~15:30(受付 13:45〜)
会場:岐阜県美術館 講堂
料金:無料 (ただし要観覧[半券可])
定員:70名(先着順)

新型コロナウィルス感染拡大防止対策のため、予定を変更する場合があります。
事前に岐阜県美術館 Webサイトでご確認ください。









7月17日(日) 14:00‒15:30

福島諭 アーティストトーク

ゲスト: 桑原ゆう (作曲家)

岐阜県美術館で開催中のIAMAS ARTIST FILE #08 福島諭「記譜、そして、呼吸する時間」の関連イベントとして、「福島諭アーティストトーク」を開催します。ゲストに昨年、第31回芥川也寸志サントリー作曲賞を受賞し注目が集まる作曲家の桑原ゆうさんを迎えて、出品作家の福島諭が自作について語ります。

→アーティストトーク 記録



日時:7月17日 (日)14:00~15:30(受付 13:45〜)
会場:岐阜県美術館 講堂
出演:福島諭(本展出品作家) 桑原ゆう(ゲスト)
料金:無料
定員:70名(先着順)

問い合わせ:058-271-1313(岐阜県美術館)

新型コロナウィルス感染拡大防止対策のため、予定を変更する場合があります。
事前に岐阜県美術館 Webサイトでご確認ください。



- ゲスト・プロフィール
桑原 ゆう(くわばら・ゆう)

1984年生まれ。東京藝術大学大学院修了。日本の音と言葉を 源流から探り、文化の古今と東西をつなぐことを主軸に創作を 展開。国立劇場、静岡音楽館AOI等、国内外で多くの委嘱を受け、 世界各地の音楽祭や企画で作品を発表。 第31回芥川也寸志サントリー作曲賞受賞。
https://3shimai.com/yu/

アクセス



岐阜県美術館

https://kenbi.pref.gifu.lg.jp
〒500-8368 岐阜県岐阜市宇佐4-1-22 Tel. 058-271-1313

電車をご利用の場合

JR東海道線
JR東海道本線「西岐阜駅」下車  → 南口から徒歩で15分
JR「岐阜駅」下車 → タクシーまたは岐阜バス
名鉄
名鉄「岐阜駅」下車 → タクシーまたは岐阜バス

バスをご利用の場合

岐阜バス
(鏡島市橋線)
JR岐阜駅前[6番乗場]または名鉄岐阜駅前[1番乗場]で「市橋」行きに乗車(約15分)⇒「県美術館」下車

岐阜市コミュニティバス
西ぎふ・くるくるバス
1日7便
市橋地区循環、JR西岐阜駅南口から乗車(約5分、復路約30分)]
すまいるバス
1日9便
三里·本荘地区循環、「県図書館・美術館」下車


自家用車の場合

名神高速道路
岐阜羽島インターチェンジから県庁方面に向かって北進約10km
東海北陸自動車道
岐阜各務原インターチェンジから国道21号線を西進約10km

駐車場のご案内

県図書館地下駐車場、美術館・図書館東駐車場または西駐車場をご利用ください。(無料)
※美術館北東の「おもいやり駐車場」(6台)もご利用いただけます。(無料)

おしらせ

新型コロナウィルス感染症拡大防止対策のため、予定を変更する場合があります。事前に岐阜県美術館のWebサイトでご確認ください。 



同時開催

展示室1 「開館40周年記念 美術館の名品ってナンヤローネ 岐阜県美術館名品尽くし!」7月30日(土)-
展示室3「令和4年度岐阜県青少年美術展」 7月9日(土)-7月18日(月・祝)、
「清流の国ぎふ芸術祭 第4回ぎふ美術展」(8月13日(土)-28日(日))


主催:岐阜県美術館、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]
協力:IAMAS タイムベースドメディア・プロジェクト

コラボレーター:
濱地潤一 遠藤龍 原田和馬 gp

展示空間デザイン/スピーカーオブジェクト開発:高橋悠(Tangent Design Inc.)

広報デザイン: 岡澤理奈

企画:
岐阜県美術館(西山恒彦)
情報科学芸術大学院大学[IAMAS](前田真二郎・三輪眞弘)