IAMAS ARTIST FILE #08 記譜、そして、呼吸する時間 TOP | コンサート 「エレクトロニックラーガのための室内楽」記録
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関連プログラム

コンサート 「エレクトロニックラーガのための室内楽」記録

8月28日 (日)14:00 ‒ 15:30
岐阜県美術館[講堂]
出演: 福島諭 福島麗秋 濱地潤一 飛谷謙介(Mimiz)
ゲスト: 石川喜一 (ピアノ調律師・美術家)

佐藤慶次郎が制作した《エレクトロニック ラーガ 》(1979年、岐阜県美術館所蔵)のための楽曲を、福島諭がこの日のために作曲し、ゲスト演奏者とともに上演しました。
来場者の方々は、石川喜一氏によるミニ・レクチャーで知識を深め、コンサート終演後には《エレクトロニック ラーガ》に直接触れ、音を奏でました。

コンサート・プログラム

《エレクトロニック ラーガの為の室内楽》
Ⅰ. 尺八とコンピュータのための[福島麗秋+福島諭]
Ⅱ. サクソフォンと電子音のための [濱地潤一+福島諭]
Ⅲ. IとII、そしてエレクトロニック ラーガのための [Mimiz]

〈エレクトロニック・ラーガ〉についてのミニレクチャー(石川喜一)

Ⅰ. 尺八とコンピュータのための [福島麗秋+福島諭](約10分)

Ⅱ. サクソフォンと電子音のための [濱地潤一+福島諭](約20分)

Ⅲ. IとII、そしてエレクトロニック ラーガのための [Mimiz](約30分)

〈エレクトロニック・ラーガ〉についてのミニレクチャー

石川喜一氏によるミニレクチャーの様子

〈エレクトロニック・ラーガ〉のデモ


関連プログラム
コンサート 「エレクトロニックラーガのための室内楽」記録
8月28日 (日)14:00 ‒ 15:30
岐阜県美術館[講堂]
出演: 福島諭 福島麗秋 濱地潤一 飛谷謙介(Mimiz)
ゲスト: 石川喜一(ピアノ調律師・美術家)


ゲスト演奏者:プロフィール

福島麗秋 | Reisyu FUKUSHIMA
1994年、新潟県教員として佐渡島に赴任した時に村松流尺八に入門する。1998年師範(逸遊)を取得。2000年に都山流尺八に入門し、2006年準師範(麗秋)を取得する。2007年から息子である作曲家の諭とPCと尺八の共演をスタートさせ、限りなく広がる音響の未知の世界を追い求めている。

濱地潤一 | Junichi HAMAJI
サクソフォン奏者・作曲家。サクソフォンを津上研太に師事。realtime composition, unaccompanied saxophone pieces, free improvisation, 図形楽譜などに取り組む。「福島諭+濱地潤一《変容の対象》」が第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品 に選出された。

飛谷謙介 | Kensuke TOBITANI
フリーセッション・ユニット”Mimiz”、”gp”のメンバー。長崎県立大学情報システム学部准教授、関西学院大学感性価値創造インスティテュート客員教授。博士(工学)。主に機械学習、感性情報学に関する研究に従事。

ゲストレクチャー:プロフィール

石川喜一 | Kiichi ISHIKAWA
ピアノ調律師・美術家。1995年に佐藤慶次郎の知遇を得て「「在る」ことの不思議 佐藤慶次郎 とまど・みちお展」(岐阜県美術館)での制作に協力。佐藤没後に開かれた展覧会には代理人として関わる。和子夫人没後は著作権継承者となり、作品の再製作等を行う。


→ 「公演を終えて」福島 諭