ロック、ジャズなどのポピュラー音楽や環境音などのCDから、音の情報を電磁コイルによって磁力化し、作品に取り付けられた鉄製弦に共振させる。空缶状の共鳴体(琴の柱<じ>の様に音程を決める役目もしている)によって、任意に調弦された弦が持つ固有振動数と音楽ソースが持つ発振周波数やその他の様々な情報との関係によって、無限の音響(おと)のヴァリエーションを生み出す。





空間は音響(ひびき)にかたちを与え、
音響(ひびき)は空間をきこえるものにする。

眼に見えない世界を耳で視る。
耳に聞こえてこない世界を眼で聴く。








ニシジマアツシ
Atsushi NISHIJIMA

ラボ科1年

1965年京都市生まれ
大阪芸術大学音楽科卒業