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Miragescopeとは、"幻想をのぞくことの出来る装置"という意味の造語です。ディジタル技術によって可能となった複雑な編集、合成や画像処理を用いて、幻想的、非現実的な世界の構築と映像の新たな表現を模索する目的から始まった、実験的な作品制作を行った番組です。 |
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映像においてモンタージュと呼ばれるカットのつながりから意味が生まれるという文法がありますが、一つの画面の中に二つの絵を重ねたり、一つのカットでもずらして重ねることや違う視点からの映像を重ねることで、新しい映像の意味を生み出せるのではないか。そういう思いつきから、オーバーラップをベースにした絵づくりによる実験的な映像を作り始めました。制作プロセスに関しても、ストーリーをベースに映像を組み立てていく従来の制作のプロセスではなく、イメージから映像を組み立てるというイメージ優先のプロセスによって制作しました。
個々の作品を通して伝えたいテーマと、新しいディジタル技術によって生まれた表現が、時には絡み合い、時には共鳴しながら、絵に、音に、言葉に直接することの出来ない感覚的な気持ちや思いを観客へ届けたい、今まで見たことのない映像、そして表現の可能性を提示したい、そういうコンセプトの上で制作しました。 |
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