Interval Watch
特殊相対性理論によると時計が測定するものは、時間ではなくインターバルである。普通の時計はそれを明示してはいない。この作品では時計を持っている体験者の移動距離を測定し、静止していた場合の経過時間をいっしょに表示することで、実際の不変量が、時間でなくインターバルであることを示そうとしている。現実の空間において、目に見える変化が出る速度で移動することは不可能なので、コンピュータ内に仮想的な空間を作り移動するようになっている。

period of time
さまざまな時間のスケールを持つ自然現象を、シミュレーションしコンピュータグラフィックスを用いて視覚化した作品。インタフェースとして、進む速さの異なる7つの時計を用意し、手元で操作することで、時間の進み方をコントロールする。それぞれの自然現象の解説をのせたウェブサイトがリンクされており、体験者はその内容を調べることができるようになっている。

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