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芸術特論C(メディア×芸術)

1990年代初頭にあらわれた「メディア・アート」と呼ばれる表現は、更新される情報技術をいち早く取り込み、諸領域を横断し、新旧のメディアをかつてない方法で連結するだけでなく新たなメディアを発明するなど、そのあり方自体が既存のフレームを逸脱していく運動としてとらえることができるでしょう。ソーシャルメディアに代表されるコミュニケーション、自然災害や環境・エネルギ―問題、メディアを介した見世物的な催しやそれへの過度な依存など、日常が大きく変容しはじめた現在において、「メディア・アート」のもつ意味や可能性をあらためて検討することが必要となっています。それは同時にわたしたちの人間の存在や世界との関わりを再検討することにもなるでしょう。授業では毎回、担当する教員がそれぞれの視点からテーマに沿って事例を挙げ、問題提起および分析、考察を行います。また3人の教員による対話の機会を設けることで、問題の共有と相互触発を活性化します。

講義形態

講義およびディスカッション

講義計画・項目

第1,2回(10/11 全担当教員・四方) 担当教員によるトークセッション|メディア・アートの展開
第3,4回(10/25 四方) <境界学>という視点
第5,6回(11/1 四方) 生命とメディア・アート
第7回(11/14 前林) <インタラクション>について
第8回(11/15 前林) メディアと知覚
第9回(11/29 前林) 感覚をつくる技術
第10回(12/5 前林) 場所・感覚・メディア(1)
第11回(12/6 前林) 場所・感覚・メディア(2)
第12回(12/13 赤松) モビリティの歴史的変遷
第13回(1/10 赤松) モビリティの社会的戦略
第14回(1/16 赤松) リアリティの認知的変容
第15回(1/24 赤松) リアリティの身体的転回

教科書・参考書等

必要に応じて授業中に紹介します。

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