IAMAS

綜合学C(文化資源学特論)

 現代芸術における作品/資料のあり方を、作品概念と作品の流通形態の変遷から考えます。写真、映像、印刷、通信、コンピュータなどのメディアの多様化を背景に、オリジナル作品が現存せず、一過性の形式をもつ芸術表現が登場しました。社会との接点を切り結ぶ芸術表現のありようは、人類学的な観点からも注目されます。研究や展示におけるアーカイブ資料の活用事例のほか、作家による二次創作やアーカイブに対する関心を通じて、メディア表現研究のコンテクスト=歴史観を構築する手がかりとし、メディア表現に関する論理的な思考を実践する基盤を持って欲しいと考えています。

講義形態

講義、ディスカッション

講義計画・項目

講義は全15回。原則3人の担当教員が、毎回、特定のテーマについて専門の分野から講義します(以下は予定です。ディスカッション等、授業の進捗に応じて予定は変更されることがあります)。

 

第1回 4/15(水)ガイダンス(伊村)

第2回 4/24(金)20世紀芸術史:メディアの使い方がアートを変える(伊村)

第3回 4/24(金)20世紀芸術史:インターネットがもたらした公共圏(伊村)

第4回 5/1(金)フィールドワーク2.0―現代世界をフィールドワーク(佐藤)

第5回 5/1(金)コミュニティ・アーカイブをつくる(佐藤)

第6回 5/7(木)つくる人、すむ人、みる人でつくるコミュニティ・アーカイブ

       <坂倉準三建築編>(伊村)

第7回 5/7(木)アーカイブの活用と二次創作—養老天命反転AR(伊村)

第8回 5/8(金)二次創作とアート(佐藤)

第9回 5/8(金)アーティストによるアーカイブ(佐藤)

第10回 5/15(金)建築のアーカイブ(渡部)

第11回 5/15(金)残すことと残ること/メディアとドキュメンテーション 

        ビデオインフォメーションセンター(VIC)(渡部)

第12回 6/2(火)展覧会記録とドキュメントの作品化 

        安齊重男と中嶋興の東京ビエンナーレ展(渡部)

第13回 6/2(火)大山エンリコイサム作品の保存修復をめぐって(渡部)

第14回 6/5(金)メディアアートのアーカイブ(伊村)

第15回 6/5(金)ディスカッション(伊村)

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