サラマンカホールは、岐阜市の西に位置する「ふれあい福寿会館」と併設した
94年に開館した音楽ホールです。

最寄りの駅は、JR西岐阜駅と、岐阜バス「ふれあい福寿会館」。
また、700台停めることができる駐車場を完備しております。

JR西岐阜駅で降りると、コミュニティバス「西ぎふ・くるくるバス」にお乗りいただくと12分ほどで到着します。
この、コミュニティバスは非常に本数が少ないため注意が必要ですが、運賃は100円。1日乗車券は200円となっております。

くるくるバスについては、こちらのサイトをご参照ください→http://www.city.gifu.lg.jp/11537.htm

岐阜バスをご利用される方は、岐阜駅下車、階段下りた先にあるバス⑤乗り場より【加納島線】にご乗車ください。20分ほどで到着いたします。

名古屋駅から西岐阜駅までが23分、岐阜駅までは20分と、以外に名古屋からも近いサラマンカホール。
関西方面からも、JR東海道本線にゆられて、在来線だけの使用でも3時間ほどで到着します。
以外に近いサラマンカホール。
岐阜駅周辺には、レンタサイクルのお店もございますので、そちらを利用して岐阜観光しながらサラマンカホールにお越しいただくのもいいかもしれません。
http://www.city.gifu.lg.jp/9790.htm

詳しい交通案内等、なにかご質問ございましたら、HP最下部にございます「お問合せ」よりお気軽にお尋ねください。
皆様のご来館を心よりお待ちいたしております。

13日の公演紹介

2日目にして、いきなり1日飛んでしまう痛恨のミスを犯した1か月間連続ブログアップ。
本日は昨日分と本日分の2回アップいたします。

「今一度音楽祭のスケジュールを再確認!!②」

音楽祭のイベント・コンサートスケジュールを今一度チェックしていきます。
前回からの残り13日のイベント・コンサートをピックアップです。
スタッフによる一言二言コメント付きです。

 

9月13日(日)

10:00~12:00 生成音楽ワークショップ〈鳴釜神事〉
【場所】サラマンカホール ホワイエ
【料金】1組 500円(事前申込制・10組まで)
音楽家の手をはなれて自動的に演奏される音楽=生成音楽。今回のワークショップでは、古くからおこなわれている神事「鳴釜神事」を実際につくりながら、そのメカニズムを学びます。
親子での参加大歓迎。もちろん、大人の方もふるってご参加ください。

11:00~11:45 現代音楽×文学 夏の怪談会~小泉八雲の『怪談』による~
【場所】岐阜県図書館 多目的ホール
【料金】入場無料
【出演】PIANEHONN
岐阜県図書館、新館開館20周年記念事業。
現代作曲家ノルドグレンが残した、小泉八雲の怪奇伝聞小説『怪談』をテーマに作曲されたピアノ作品。
今回は、『怪談』の朗読と共に、このピアノ作品をお楽しみいただきます。現代音楽が苦手という人にも、こういう聴き方もあるんだ!と、きっと現代音楽が好きになるコンサート。
ぜひ、お気軽にお越し下さい。

12:20~12:50 Onomatopia Concert
【場所】ふれあい福寿会館 アトリウム
【料金】鑑賞無料
【出演】コンピュータ、ピアノ:石川泰昭 チェロ:川村なつみ
オノマトペで彩られた音楽。その独特の世界で、坂本龍一さんのラヂオでも楽曲が放送されたことのある石川さんによるミニコンサートです。

13:00~14:30 JSSAレクチャコンサート
【場所】サラマンカホール リハーサル室
【料金】鑑賞無料
先端芸術音楽創作学会による、技術解説やデモンストレーション演奏など、普段はきく事のできない、電子音響音楽の深部をみることが出来ます。

15:00~15:30 ICシンポジウム
【場所】サラマンカホール リハーサル室
【料金】聴講無料
インターカレッジ・コンピューター音楽コンサート=ICコンサートの成果と課題。今後の展望について熱い議論が展開されます!

17:00~19:00 “奏でる(無)身体”リチャード・バレット×足立智美
【場所】サラマンカホール
【料金】一般 2,000円 大学生 1,000円 高校生以下無料(事前申込制・先着50名)
【出演】エレクトロニクス:リチャード・バレット 声、エレクトロニクス、自作楽器、パイプオルガン:足立智美 チェロ:多井智紀 音響:有馬純寿
音楽祭の最後をかざるゲストコンサート。海外で活躍する二人のアーティストを招いての電子音響音楽パフォーマンスの最前線。リチャード・バレットさんは初来日。今回しか見ることの聴く事のできないあまりにも貴重なコンサート。見ればきっとあなたの中の音楽に対する常識が覆ります!!

以上、多数のプログラムで皆様をお待ちいたしております。

 

サラマンカホール電子音響音楽祭

いよいよ、開会まで1か月をきりました!!
夏真っ盛りな今日この頃。
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蝉の鳴き声も大盛況な岐阜。
とても、暑い日が続いております。

 

岐阜における、初の大規模な電子音響音楽の祭典
「サラマンカホール電子音響音楽祭」も着々と進んでおります。1か月を切った今日から毎日ブログでは、ほっとな情報を毎日更新いたします。
どうぞ、1か月間おつきあいください。

 

さて、1か月連続ブログアップの記念すべき第1回目のお題目は

「今一度音楽祭のスケジュールを再確認!!①」

音楽祭のイベント・コンサートスケジュールを今一度チェックしていきます。
今日は、11日と12日のイベント・コンサートをピックアップです。
スタッフによる一言二言コメント付きです。

 

9月11日(金)

13:00~16:00 EAMS 研究会

【場所】サラマンカホール リハーサル室
【料金】聴講無料
電子音響音楽協会アジアネットワークによる研究発表会。

17:00~17:50 映画「ピエール・アンリ 音の芸術」


photo : Léa Crespi

【場所】サラマンカホール リハーサル室
【料金】入場無料

ミュージック・コンクレートの巨匠ピエール・アンリを追ったドキュメンタリー映画。
アンリの貴重な映像の数々。これまでの歩みと共に創作についても、自身の口から語られます。
ピーエル・アンリを知っている方も、知らない方も電子音響音楽を知っている方も、知らない方もぜひご覧ください。(日本語字幕付き)

19:00~21:00 ピエール・アンリ 音の芸術 ポートレイト・コンサート

【場所】サラマンカホール
【料金】一般 2,000円 大学生 1,000円 高校生以下無料(先着50名・申込制)
【出演】アクースモニウム:檜垣智也

ミュージック・コンクレートの創始者にして、電子音響音楽界の生きる伝説的作曲家ピエール・アンリ。
彼の本格的な個展上演会を日本で初めて行います!!アクースモニウム奏者は、実際に今回のためにアンリさんにお会いされた檜垣智也さんです。

 

9月12日(土)

9:00~12:00 JSSA 研究会
【場所】ふれあい福寿会館 大会議室
【料金】聴講無料
先端芸術音楽創作学会による研究発表会。

 

11:00~11:45 IAMAS SOUND ARCHIVE

【場所】岐阜県美術館 多目的ホール
【料金】鑑賞無料
IAMAS関係者によるパフォーマンス・イベント。
「音声詩」「ゾンビ音楽」少しでも、このワードが気になった方はぜひ、ご覧ください。
また、岐阜県美術館では9/10より「IAMAS ARTIST FILE#3 BEACON 2015」も開催中!!
IAMASをたっぷり堪能できる岐阜県美術館をぜひお楽しみ下さい。

 

14:00~15:30 “響きあうバロックと現代” JSEM第19回演奏会

【場所】サラマンカホール
【料金】一般 2,000円 学生 1,000円
【出品者】大久保雅基、門脇治、佐藤亜矢子、土屋雄、中川善裕、林恭平、渡辺愛(50音順)
【出演者】オルガン:今村初子、石丸由佳
日本電子音楽協会によるコンサートが岐阜に上陸!
サラマンカホールのパイプオルガンを使用した新作は、実際に作曲をする前にホールで勉強会を開きその上で、作曲された意欲的な作品です。
歴史的瞬間となること間違いなし。電子音響音楽を存分に楽しめる演奏会です。

 

16:00~17:30 “奏でる(無)身体”-鵜飼と芸術-

【場所】サラマンカホール リハーサル室
【料金】500円(但し、音楽祭有料公演チケットをお持ちの場合は無料でご入場いただけます)
音楽学者沼野雄司さんをお迎えして、13日の2人のゲストアーティスト、フェスティバル・ディレクター三輪眞弘さんと
豪華なパネリストによるゲストシンポジウム。鵜飼!?とどうここから関連づけられていくのか。今から楽しみすぎるシンポジウムです。

 

14:00~15:30 “テクノロジーと「作曲」の未来” JSSA/JSEMスペシャル・コンサート
【場所】サラマンカホール
【料金】一般 2,000円 学生 1,000円
【出品者】高岡明、フォルマント兄弟+三輪眞弘、福島諭、マルク・バティエ、水野みか子、宮木朝子(50音順)
【出演者】オルガン:今村初子、室住素子、箏:野村祐子、ソプラノ:さかいれいしう、MIDIアコーディオン:岡野勇仁、クラリネット:鈴木生子、伊藤めぐみ、櫻田はるか、オーボエ:山口裕加、アルト・サクソフォン:濱地潤一
電子音響音楽のコンサートとは思えぬ、バラエティーに富んだ出演者。
これだけで、このコンサートの期待値もあがります。
個性あふれまくりの作品の数々を存分にご堪能下さい。

 

以上、この二日間だけでも内容の濃いプログラムの数々。
これほどまで、「電子音響音楽」に特化したプログラムをコンサートホールを拠点に行うのは
今後もなかなか出会えない音楽祭です。
このセンセーショナルな音楽祭にぜひ、お越し下さい。明日は、「スケジュールの復習②」とメイン会場となるサラマンカホールを改めてご紹介いたします。

足立智美さんを語る

9/13(日) “奏でる(無)身体” リチャード・バレット×足立智美
ヨーロッパで活躍する二人のアーティストによる電子音響音楽パフォーマンスの最前線!!
本音楽祭で初来日となる、イギリス出身の現代作曲家リチャード・バレットと常識破りの記譜法や自作電子楽器でも知られる作曲家・パフォーマーの足立智美の両氏をたっぷり堪能する、究極のコンサートです。

今回は、出演者の一人足立智美さんをご紹介いたします。
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私が足立さんのパフォーマンスをはじめて生でみたのは2014年2月9日(日)
愛知芸術文化センター小ホールで行われた「ハイブリッド・ミュージック」でした。

この公演がどんなものだったのかは、
こちらのサイト(愛知芸術文化センターHP「ハイブリッド・ミュージック」)をご覧いただくとして、
目の前で繰り広げられる、「何かわからないけど、とにかく面白い!」という興奮!!
今までに経験したことのない音楽に、
作品終了後にぞわぞわっと鳥肌がたったことを覚えています。

それがこの作品
How to learn to talk 2U
(《あんあトノはなし方のらない方》トーキング・マシンと声と身振りとエレクトロニクスのための

マーティン・リッチズが制作したいくつかのミュージック・マシーンをつかった作品上演。
足立さんのこの作品では、中でもトーキング・マシーンを使用した作品でした。
トーキング・マシンとは

「32個の発生パイプを持つ音声合成機。英語、ドイツ語、日本語を含む300以上のボキャブラリーを持つ。」
(「ハイブリッド・ミュージック」 プログラムより抜粋)

という夢のような(?)楽器です。

この人の高さよりも高い、一見するとチューブラベル(あくまで一見すると)のような楽器がどう音楽になるのか…
その興味と関心を、すべて凌駕した足立さんのパフォーマンスは、おそらくあの会場にいた誰もがしびれたことでしょう。

さて、そんな足立さんと言えば、シャツも、足立さんを語る上でのキーワードのひとつではないでしょうか。

身体の動きと連動する音。
もちろん、その答えはピンクのシャツにあります。

ピンクのシャツにつく、黒物体の謎…神秘…
コミカルな動き、言語。
パフォーマンス、電子音、動き、言葉の先に何か足立さんの世界が見え隠れします。

そんな、足立さん「東京文化発信プロジェト音まち千住の縁×東京アートポイント計画」での
「足立智美コンサート『ぬぉ』」

「アートアクセスあだち「音まち千住の縁」」でジョン・ケージ:ミュージサーカスの芸術監督を務めるなど
その活動は、私たちの度肝を抜かせる規模、そう来たのかというアイディアが詰まっています。

今回のコンサートでは、足立さんとサラマンカホールによるパイプオルガンを使用した委嘱作品
《貧富の差はどこから来るのか》パイプオルガンとエレクトロニクスのための(仮題)
を上演。はたして、どんな作品となるのか。
この作品は今回の音楽祭でしかみれません!

さらに、リチャード・バレットさんとの即興演奏や、
今話題のハイレゾを使った作品まで
ここまでかというくらいに貴重な作品上演の数々。

ぜひ、足立智美さんの音楽の世界を
生の臨場感の中見ることをおススメいたします!!

9/13(日)17:00スタートです!!!!

足立智美
プロフィール

パフォーマー/作曲家。
声、各種センサー、コンピュータ、自作楽器によるソロ演奏を始め幅広い領域で活動し、ヤープ・ブロンク、ニコラス・コリンズ、坂田明、ジェニファー・ウォルシュ、アネッテ・クレブス、リチャード・バレット、M.C.シュミット(マトモス)、高橋悠治、一柳慧、飯村隆彦、伊藤キム、猫ひろしらと共演。インスタレーション作家、映像作家としてもキャリアがあり、非音楽家との大規模なアンサンブルのプロジェクトもおこなう。
訓練されていない声のための多くの作品や、特異な記譜法を用いた作品を作曲している。世界各地のオルタナティヴ・スペースの他、テート・モダン、ポンピドゥー・センター、ベルリン芸術アカデミー、ウォーカー・アート・センターなどで公演している。
ACCの助成により2009-2010年ニューヨーク滞在、DAADより2012年ベルリン滞在作曲家としてドイツに招聘。
ベルリン在住。

9/13(日) “奏でる(無)身体” リチャード・バレット×足立智美
ヨーロッパで活躍する二人のアーティストによる電子音響音楽パフォーマンスの最前線!!
本音楽祭で初来日となる、イギリス出身の現代作曲家リチャード・バレットと常識破りの記譜法や自作電子楽器でも知られる作曲家・パフォーマーの足立智美の両氏をたっぷり堪能する、究極のコンサートです。

―バレットさんのご紹介―
リチャード・バレット
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作曲家、そして即興演奏家として国際的に活動し、多くのアーティストとの共同作業や25枚を超えるCDのリリースなど精力的に活動続けているバレットさん。高度なエレクトロニクスと超絶な演奏技巧で発生する音と、アコースティック楽器との協演作品も数多く手がけ、近年では、23人の演奏者と3次元サウンドシステムのための作品や、本演奏会で上演するチェロとエレクトロニクスのための作品を発表しています。

さて、この下の動画ではバレットさんの実際の作品をご覧いただくことができます。
ぜひ、ご覧ください。

初来日となるバレットさんの生のパフォーマンスを見れるのは、岐阜 サラマンカホール 電子音響音楽祭だけです!!
ぜひ、ぜひご来館ください。

9/13(日)17:00 スタート
一般 2,000円 
大学生 1,000円(高校生以下無料・先着申込制)

9/11(金)ピエール・アンリ 音の芸術 ポートレイト・コンサート
日本で本格的な個展上演は初となる、
電子音響音楽界の大巨匠にして、ミュージック・コンクレートをフランスで創始した
まさに生きる伝説といっても過言ではない、ピエール・アンリさん。

今回のコンサートへのメッセージが、フランスより届きました。
本コンサートにむけてアンリさんが伝えたい事とは??
アンリさんと雅楽の関係とは…
ぜひ、ご覧ください。


また、9/11は17:00より
ドキュメンタリー映画上映会「ピエール・アンリ 音の芸術(2006)」がございます。
こちらは入場無料。
本コンサート「ピエール・アンリ 音の芸術 ポートレイト・コンサート」
とともにお楽しみください。

サラマンカホールが、ピエール・アンリ一色に染まる一日。
このまたとないコンサートをお聴き逃しなく!!

「サラマンカホール電子音響音楽祭」まで2か月足らず。

「いったいどんな音楽祭なのだ?」と多くの方の頭の中にハテナマークが点滅する稀代の音楽祭。

 

本格的にどういう音楽祭なのか皆様にお伝えしていかなければいけないという事で

特設HPに内にブログを立ち上げました。

これから、どんどん音楽祭情報、演奏者紹介、作品紹介、果ては岐阜の観光案内、グルメリポートまで公開していきます。

 

さて、サラマンカホール はご存知ですか?

 

よくお客様からは「サランカホール」とも間違えられている「サマンカホール」

ご存知のかたは、あの「サラマンカ宣言」で有名なスペインのサラマンカ市と何かあるのかな?

とお思いになるかもしれません。

 

岐阜市の西側。岐阜県庁の隣に位置する「ふれあい福寿会館」。

ふれあい会館外観

そこに併設するサラマンカホールは、クラシック音楽ホールとして1994年に開館しました。

形状は、クラシックのコンサートホールとして音響が良いとされているシューボックス型です。

音響は、満席時の残響時間が1.7~1.9秒と、世界的にみても高い質が確保されています。

1

 

ホールのシンボルでもあるパイプオルガンは、稀代のオルガンビルダー故 辻宏氏によるもので

北ドイツ・バロック様式にスペイン様式を独創的に組み込んだ独創的なオルガンです。

このスペイン様式のパイプオルガンは、スペイン・サラマンカ市の大聖堂にあるルネッサンスオルガンの複製であり、

開館当初は、日本で初めての完全なスペイン様式のパイプオルガンでもありました。

3

余談ですが、サラマンカ大聖堂のレリーフには宇宙飛行士のレリーフが刻み込まれているそうです。

これは、中世につくられた大聖堂なのにどういう事だ!これは、オーパーツだ!
なんて、言われているそうです。
実は、オーパーツでもなんでもないそうなのですが、夢は夢のままで…。閑話休題。

 

開館のオープニングを飾った秋山和慶指揮の大阪フィルハーモニー交響楽団以降
国内外を問わず数多くのアーティストが演奏を響かせてきたサラマンカホールは、

昨年20周年を迎えました。

そして21年目…。

ついに…いや、満を持して開催されるのが「電子音響音楽祭」です。

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なぜわざわざクラシックの音楽ホールで?

そもそもなぜ岐阜で?

 

と多くの方が思われるかもしれません。

 

岐阜と言えば

鵜飼と

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岐阜城と

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清流長良川と

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温泉、飛騨牛、白川郷、日本一暑い多治見市…

といいところがいっぱいあるのですが、全国的なイメージでは地方、田舎っぽいなんて言われてたりもします。

日本のド真ん中にある岐阜!も、いまや「にっぽんど真ん中祭り」を開催する名古屋にイメージが先行されていたり、いなかったり…

 

そんな、ある意味で不遇の街岐阜。

この岐阜の地に、世界中で活躍するクリエイターやアーティストを多く輩出する大学があります。

それが、情報科学芸術大学院大学。通称IAMAS(イアマス)

先端的技術と芸術創造の融合を掲げる同校では、
最新の科学技術や文化を吸収しながら、先端的な芸術表現や多様なデザイン、新しいものづくりなどを社会に提案する大学院大学
(2014年度IAMASパンフレットより抜粋)

を理念とし、日々先駆的で刺激的なプロジェクトを展開しています。

 

そんな、岐阜にあるニューメディアのIAMASと、19世以降の音楽を支えるいわばオールドメディアとしてのサラマンカホールがであった結果…

「サラマンカホール電子音響音楽祭」

が生まれたのです。

なぜ岐阜で?という問いには、よってたまたまそこに「サラマンカホール」と「IAMAS」があったから。

と答えるしかありません。

 

いつもなら、東京や大阪などで開催されてもおかしくない

現代的で最先端で先駆的な音楽祭。

岐阜ってちょっといくのは…と思っている方も

こんな、貴重で刺激的な音楽祭を体感する事はできません。

ぜひ、「岐阜にいくのは…」を頭の中から捨て去っていただいて

9/11~13の3日間岐阜・サラマンカホールにご来館ください。

 

【次回予告】

サラマンカホール電子音響音楽祭の魅力的なプログラム紹介!!

電子音響音楽の歴史を作ったといっても過言ではない作曲家の個展。

電子音響音楽パフォーマンスの最前線とは?

次回更新は、来週のはじめあたりです!!