修了研究発表会 プロジェクト研究発表会

襞がつくる風景


ソフトピア地区に設計した新しいコミュニティの拠点としての複合的建築の模型である。現代建築で潮流となっているアルゴリズミック・アーキテクチュアの独自の方法論をもとに、これまでの建築を成立させていた〈機能性〉や〈造形性〉以外の建築のアルゴリズムから生まれる、現代社会に対応するデジタル時代の建築を提案する。
模型:processingにより基本となる形態を生成し、その線データをRhinocerosに読み込み、プラグインのGrasshopperで壁厚などの細部のモデリングをする。出来上がったモデルから模型用図面を作製し、これを出力。スチレンボードに張り付け、部材を切り出し、最後に組み立てる。
岡本 空己
1987年生まれ、愛知県豊田市出身 東京理科大学工学部建築学科卒業後、同大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。 入学後、現代建築で潮流となっているアルゴリズミック・アーキテクチュアの研究を行う。