修了研究発表会 プロジェクト研究発表会

TRAVITA


世界各地からの鑑賞者が撮影した断片的なビデオを、個々のビデオが撮影された時間によって自動編集することで制作される参加型記録映像。新しく蓄積されるビデオによって世界の日々を中立的に記録し、鑑賞者に提示する。
ソーシャル・ネットワークとモバイル・メディアを融合し、大量のビデオ素材の収集ができるモバイル・アプリケーションを開発。鑑賞者はそのアプリケーションを通して作品の鑑賞とビデオ撮影による参加ができる。鑑賞者に提示する映像タイムラインは、自動編集システムによるリアル・タイム・ビデオ処理で生成する。鑑賞者がビデオ素材を撮影した時間による時系列カット編集ができるシステムを開発し、自動編集を行うことで、制作者の価値判断が提示する映像タイムラインに影響を及ぼすことを防ぎ、記録映像の客観性を保たせる。
朴 永孝
1980年生まれ。
大学では映像デザインを専攻、シングル・チャンネル映像制作を行う。
入学後はiOS開発 を学び、モバイル・デバイスによる映像作品、インスタレーション作品を制作。