IAMAS

タイムベースドメディア・プロジェクト

  蓄音機や写真、映画の発明以来、人類は「装置を用いた表現」の可能性を様々な形で拡げ、「いま、ここに」存在しない出来事を(擬似)体験することが日常のこととなった。特に映像や音響を含むあらゆる「表現」がデジタル化され、それらを次々と統合していくネットワーク上の「新しい時空間」の出現はまさに私たちにとって「第二の現実」としての存在感を獲得している。

 このような状況の中で、かつて「芸術」と呼ばれていたものは、私たちにとっていま、どのような意味を持つものなのか?このプロジェクトでは特に時間芸術、すなわち時間的経過の中で行われる様々な「表現」に注目し、特に「装置を用いた表現」を意識しながら、この問題に取り組む。それは「機械」と私たちの身体との関係をめぐる探求であり、さらにメディアと人間存在との関係性を問うことでもある。

所属

研究代表者: 三輪 眞弘
研究分担者: 前田 真二郎 , 松井 茂

研究計画

 グループによる作品制作、設定されたテーマからの個人制作を通年行う。原則、毎週ミーティングを開催し、先行事例や関連研究の調査、制作途中の問題点を共有する。4年目となる2021年度は下記を重点項目とする。

 

・時間芸術を念頭においた、音楽、映像、詩、等の制作及び研究

・逆シミュレーション音楽・ダンス等の舞台作品

・ジェネラティブ・ストリーミング作品(オンライン作品)

・学外に向けたオンライン・レクチャーイベントの開催

・ISMIE 2021(日本映像学会映像表現研究会)

・インターカレッジ・ソニックアーツ・フェスティバル 2021 

・IAMAS2022 プロジェクト成果発表会

研究期間

2018年 - 現在

プロジェクト活動報告

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