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「s鍵とk錠」

情報科学芸術大学院大学
スタジオ2[タイムベースドメディア]
佐竹 裕行

佐竹作品画像1

この作品は、メディア社会における新しい鍵の可能性として、テレビに対してかける鍵を考えた作品です。テレビの中の不特定多数の登場人物を顔認識により識別して、特定の人物の顔だけにモザイクをかけます。また自作の鍵インターフェースを使い、モザイクのOn/Offを制御します。この作品では、テレビやモザイクというメディア自体の持つ潜在的な意味や、鍵として付加される意味により、テレビという情報メディアに対する新しい関係性を提示します。

佐竹 裕行 / SATAKE Hiroyuki

1982年生まれ。名古屋学芸大学映像メディア学科卒業。技術と人間、機械と身体に興味を持ち、フォルマント兄弟に学ぶ。メディアとしての「鍵と錠前」と、それをテーマにした作品の研究制作。