少し遅くなりましたが、先週半ばにようやくIAMAS2008のDMとフライヤー、ポスターの発送が完了しました。そろそろ、皆さんのお近くの美術館やギャラリー、学校などで目にすることができるかもしれません。
今回はそれらの印刷物や会場サインを含めたデザイン計画を担当しているデザイン班の方にコメントをいただきました。

［デザイン班からのコメント］
デザイン班が担当する仕事は多岐に渡ります。DM・フライヤー・ポスター・リーフレットといった印刷物、Webサイト、会場のサインや作品キャプション、スタッフ証、芳名カードといったもののデザイン及び制作、またそれらに共通するメイングラフィックやロゴのデザインを、今年は5人で担当しています。デザイン班の提案したものがその他のセクションの仕事に関わってくることも多いため、毎年かなり早い段階から準備を進めています。

開催年が2008年ということで、全体で共有するグラフィックのモチーフに数字の「8」を選び、「8」を分解した形からロゴや模様を作成しています。ロゴの制作にあたっては、学内で8をモチーフにしたグラフィックや写真を募る「8コンペ」を行ったりもしました。今年は全体で情報やアイデア、遊びを共有しながら楽しく準備しているのがとても印象的です。
印刷関連では、大きな紙の片面いっぱいに模様を印刷し、そこからDM・フライヤー・ポスターを切り抜いたり、そのまま切らずに装飾に使用したりすることで、全体のトーンを作り上げています。（DM・フライヤー・ポスターは断裁面によって、ひとつひとつ模様のパターンが違います）
また、例年よりもWebサイトの更新に力を入れ、Webを中心に情報を集めている人、近郊でIAMASに興味はあるけどあまり接点がない人達が来てくれるようなものを目指しました。
会場サイン＆作品キャプションは、現在進行形で制作しています。サインやリーフレットなどは当日会場に来てからのお楽しみ…ということになるのでしょうか。是非会場で実物をご覧下さい。

IAMAS生活の集大成となる卒展を彩るに相応しいものにしますので、是非学生の作品とともに、デザインワークも注目してみてください。当日は皆さまのご来場を心よりお待ちしています！

IAMAS2008　デザイン班
林洋介・近藤まゆこ・小黒麻美・高見知里・岩田壮史

デザイン班のみなさん、ありがとうございました。