アート体験プログラム つくる人、すむ人、みる人でつくるコミュニティ・アーカイブ 坂倉準三篇

概要

 清流の国ぎふ芸術祭「アート体験プログラム-アートラボぎふ-」「つくる人、すむ人、みる人でつくるコミュニティ・アーカイブ」〈坂倉準三篇〉のご案内です。

 このプログラムは、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]が主催し、最も身近なアートである「建築」を対象に、設計者の考えを知り、建物で日々を過ごす人、周辺に暮らす人々とのコミュニケーションを通じて、空間を体験し、その記憶を編集します。

 今回のテーマは、羽島市出身の建築家・坂倉準三(1901-1969年)の建築と都市計画です。見学ツアーは、2018年11月9日(金)に実施し、後日、コミュニティ・アーカイブを制作します。IAMASの学術的なネットワークと、参加者の多様な視点に基づく、記憶の資料化を体験しましょう(見学ツアーだけの参加も可能です)。

 なおこのプログラムは、岐阜県内に居住または勤務されている方を対象としています。

坂倉準三の
建築と
都市計画

羽島市庁舎(1959年)

岐阜県羽島市竹鼻町55

地方自治体の象徴、市民に親しまれる近代感覚、能率的運営に適した内容を設計の基本方針として設計された。

画像提供:国立近現代建築資料館

羽島市庁舎(1959年)

岐阜県羽島市竹鼻町55

地方自治体の象徴、市民に親しまれる近代感覚、能率的運営に適した内容を設計の基本方針として設計された。

画像提供:国立近現代建築資料館
画像提供:国立近現代建築資料館

羽島市勤労青少年ホーム(1963年)

岐阜県羽島市竹鼻町86

市内の勤労青少年の教養・憩いの場として建設。働く若者の、趣味やサークル活動の場として活用された。

羽島市勤労青少年ホーム(1963年)

岐阜県羽島市竹鼻町86

市内の勤労青少年の教養・憩いの場として建設。働く若者の、趣味やサークル活動の場として活用された。

画像提供:国立近現代建築資料館

羽島市民会館(1968年)

岐阜県羽島市福寿町浅平3-25

明治100年記念事業としてオープン。市の事業のほか演劇・歌謡ショーなどにも利用されてきた。

画像提供:国立近現代建築資料館

羽島市民会館(1968年)

岐阜県羽島市福寿町浅平3-25

明治100年記念事業としてオープン。市の事業のほか演劇・歌謡ショーなどにも利用されてきた。

画像提供:国立近現代建築資料館
画像提供:国立近現代建築資料館

羽島市計画(1961年)

岐阜羽島駅開業を控え、道路計画も含めた都市計画。実現はしなかったものの、農地を田園のままに残すなど、先進的な内容を持つ。

羽島市計画(1961年)

岐阜羽島駅開業を控え、道路計画も含めた都市計画。実現はしなかったものの、農地を田園のままに残すなど、先進的な内容を持つ。

画像提供:国立近現代建築資料館

講師

松隈 洋

建築史家
京都工芸繊維大学

伊村 靖子

芸術学
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]

芸術学
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]

見学ツアー

実施日

2018年11月9日(金)

当日の流れ

10:00

12:00

13:00

16:00

17:00

集合:羽島市勤労青少年ホーム

レクチャー

昼食

見学:羽島市庁舎

見学:羽島市勤労青少年ホーム

ディスカッション

解散

(希望者のみ)
見学:羽島市民会館

解散

募集人数

参加申し込みは、2018年11月4日を もって終了しました。

参加申し込みは、2018年11月4日を
もって終了しました。

費用

無料(昼食代は自己負担)

 集合は、羽島市勤労青少年ホーム2階の「読書室」です。車で来場される場合は、同駐車場をご使用ください。羽島市勤労青少年ホームから羽島市庁舎への移動は、徒歩になります。羽島市民会館への移動は徒歩で16分、車で5分程度。見学ツアーは、雨天決行です。

 昼食は、持参もしくは、竹扇の「れんこん弁当(1,000円)」を注文できます。事前注文が必要のため、希望者は、当日精算してください。