Ogaki Mini Maker Faire 2018

DTG Maker

+1000

  • +1000
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ヒトの感覚知覚に伴う情報処理系のうち、視覚情報が約8割を占めると言われる。その空間視は眼球位置を原点として注視対象を終点とする視軸により規定される。視軸の原点(眼球位置)は身体運動に応じて変化するが、水平方向よりも垂直方向の移動は空間視の体感的変化が大きい。自分の幼児期の空間視を現在のそれと比較すれば容易に理解できるであろう。また、ドローン撮影がもたらしたインパクトの根拠もここに見ることができる。今回の作品《+1000》は、垂直方向1mのストロークを持つビデオカメラ(視軸の原点に相当する)をバックパックに実装した装置であり、観客は会場内を自由に歩き回りながら新たな視覚体験を得るであろう。

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