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奥の細道むすびの地

2006.09.13

『奥の細道』の旅は大垣で結ばれています。芭蕉はその生涯に4度、大垣を訪ねており、元禄2年(1689)のこの旅は3度目にあたります。大垣には、谷木因、近藤如行など、芭蕉の親しい俳友が居り、また江戸詰めの大垣藩士にも彼の弟子になる者が多く、蕉風は美濃一円に広まりました。芭蕉は秋、大垣の友に別れての桑名への旅立ちに際して「蛤のふたみに別れ行く秋ぞ」と詠んだのです。いま芭蕉の舟が出た港の一帯は芭蕉翁記念の公園として整備されており、近くに奥の細道むすびの地記念館もあります。
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Date: 2006.09.13 01:56 |