ひとりの傍観者と6人の当番のための『みんなが好きな給食のおまんじゅう』

ひとりの傍観者と6人の当番のための『みんなが好きな給食のおまんじゅう』

三輪眞弘

三輪眞弘によるオリジナルの音楽パフォーマンス作品。三輪は「逆シミュレーション音楽」という独自の方法論に基づき、コンピュータ上で作られたプログラムを偽の伝承やフェイクの物語 をもとにして、飽くまでも人間の肉体を通してその場で実演する「奉納」の音楽を作り続けてきた。『みんなが好きな給食のおまんじゅう』では、戦後の歴史と人々の個人的な記憶とを召喚するオリジナルな音楽的奉納の儀式が繰り広げられる。