Ogaki Mini Maker Faire 2020

岐阜クリエーション工房2020

岐阜クリエーション工房は、人文知と工学知の界面であるメディア表現に取り組む「アーティスト」たちと高校生などの若者たちが、共に試行錯誤しながら作品をつくることを通じて、発想力や創造力を学ぶワークショップです。

昨年度は、デジタルファブリケーション(デジタルによる柔軟な設計・製造技術)と、ブロックチェーン(仮想通貨・暗号通貨の基盤技術)を扱いました。いずれも、今後の社会を大きく変革していくことに繋がると期待されている技術です。参加者たちは、これらの技術の可能性や課題を、頭だけで理解するのでなく、自らの手を動かすことを通じて実感し、自分たちの日常世界と接続した作品として表現しました。

今年度は、昨年度の趣旨を引き継ぎつつ、新たなテーマを設定し、オンサイトからオンラインへと開催方法を変更しました。これにより、新型コロナウイルス感染症や自然災害のリスクがゼロになるだけでなく、従来は物理的な距離の制約から参加できなかった人々にも参加の機会を開くことができました。この経験はきっと、今後の社会において何かの課題に直面した際、従来の延長線上にはない創造的なアイデアを生み出し、実現するための力となることでしょう。

※ 12月5日(土)14:00 - 15:30より「岐阜クリエーション工房2020」講評会・トークイベントを開催します。

作品展示

Happy Rebirthday

Happy Rebirthday みんながアバターを日常的に使うようになったら、社会はどのように変化するんだろう?生身とは違う自分になれるのだとしたら、あなたは何がしてみたい?このワークショップでは、アバターの人生を記録したビデオレターを作成します。制作を通じて参加者の間で議論 を行い、死後のインターネットアカウントのあり方・デジタルキャラクターなどの生や死・「これからの日常」のインターネットリテラシーについて考えていきます。
講師:Holographic

リアルとバーチャルの境界線へようこそ!学術系VTuberユニット「Holographic」のよーへん(xRデザイナー)とじゅりこ(イラストレーター)です。アバターとして生きる人々の声、専門家の見解、SNSでの批評…私たちが記録しているこれらが未来の人々の役に立つことを願っています。フランスで初上映され、SIGGRAPHと続いて今回のワークショップ映像は「バーチャルな存在として“生きている”、最初の世代の記録」です。ぜひみなさんも私たちと一緒にxRとアバターについて考えてみませんか?
https://note.com/361deg/n/n8aba0bfcc215

参加者:

aLI、CocoMil、Palther、TEL、たきれん兄貴、つよし、ぶなしめじ、人業、小川加奈子、鳥缶、odecochan

〝新しい日常〞から生まれる DanceDrivenMusic

〝新しい日常〞から生まれる DanceDrivenMusic リモートでリアルタイムに合奏し、楽曲を制作するワークショップです。 Web会議ツール「Zoom」とAI(Teachable Machine)をベースとした本ワークショップ用合奏システムを活用し、体を動かすことで音を鳴らし、それを繋げた踊りから音楽を生み出します。人と距離を取ることが求められるこの“新しい日常”の中で、離れたところにいる人と繋がり、コミュニケーションを通じて自分たちの新しい音楽を発見します。
講師:Signal compose

情報科学芸術大学院大学[IAMAS]で出会った音楽家、エンジニア、リサーチャーの側面を持つ森田 了、大石 桂誉、大和 比呂志の3人を中心としたクリエイティブチームです。
https://signalcompose.com/

参加者:

齋藤 かな、佐藤 周、清水 一輝、新海 光洋、林 恵未、日名子 麻衣、藤井 康平、松尾 つぐみ、三和 龍弥(他4名)

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