IAMAS OPEN HOUSE 2006
公開講座・ワークショップ
大きな絵 (8月5日 10:30―12:30)  [申し込み]
小林桂子講師(DITコース)によるワークショップ
このワークショップでは、簡単なプログラムで動くロボット(レゴ・マインドストーム)を使って、絵を描いてみます。ロボットが描けるのは単純な図形ですが、それを何度も繰り返して、参加者全員で大きな絵を描いてみましょう。プログラムとロボットの動きという要素を使い、どんな世界が描けるかを体験します。
定員: 20名(高校生以上)
事前申込み: 
小林桂子講師(DITコース)
IAMAS卒業後、IAMASメディア文化センター研究員を経て、IAMAS DITコース非常勤講師。デジタルメディアを使った展示やワークショップの企画・制作を行う。
 
知覚とテクノロジーと芸術表現 (8月5日 13:00―14:30)
前林明次助教授(スタジオ1)による公開講座
見ることや聴くことが身体においてどのように成り立っているのか。またテクノロジーによって身体、あるいは身体についての概念がどのように変化していくのか。そして芸術分野においてそのテーマがどのように扱われているかについて具体例を紹介しながら考察していきます。
定員: 特になし
事前申込み: 不要
前林明次助教授(スタジオ1)
今年度より情報科学芸術大学院大学助教授。身体と環境の接点としての「音」に焦点をあて、体験の「場」としての作品を発表している。主な作品に『Audible Distance』『Sonic Interface』『[I/O] distant place』など。
 
Maya講座 (8月5日 14:30―16:30)  [申し込み]
CGIコースの学生によるワークショップ
ハリウッドで映画制作などにも使われているCG(コンピュータ・グラフィックス)の代表的なソフト、Mayaを使った初心者向けのワークショップです。3DCGアニメーションの制作を体験することができます。
定員: 8人
事前申込み: 
ITの活かし方 (8月5日 15:00―16:30)
神成淳司講師(ANDコース)によるレクチャー
[ストリーミング配信あり]
Livedoorの堀江社長(当時)の逮捕等、IT企業の負の話題がメディアに露出しています。ITを学ぶ事は先行きが明るい事なのでしょうか? ITは会社の将来に貢献するのでしょうか? ITは社会の役に立つのでしょうか? ITとは何かを改めて問い直し、今後のIT活用手法、期待される効果について展望します。
定員: 特になし
事前申込み: 不要
神成淳司講師(ANDコース)
Solution Architect。国際情報科学芸術アカデミー講師。岐阜県情報技術顧問、京都大学非常勤講師他。現実社会への適用を見据えた情報科学の研究開発を数多く手がける。また、その功績に対し、Microsoft社より、2004年から3年連続でMost Valuable Professional Awardを受賞する。
 
IAMASで生まれた映像作品 (8月6日 10:30―12:00)
前田真二郎助教授(スタジオ2)によるレクチャー
これまでにIAMASで制作された短編映像の中から印象深い作品をセレクションしました。アニメーションや実写、フィクションやドキュメンタリーなど手法や表現方法の異なるいくつかの作品を、解説を交えながら上映します。
定員: 特になし
事前申込み: 不要
前田真二郎助教授(スタジオ2)
情報科学芸術大学院大学助教授。開学時よりIAMASの実写表現領域を担当。国内外の映画祭などで発表を行い、他領域アーティストとの共同作業についても積極的にすすめている。
 
永原康史教授・DITコース2年生によるワークショップ
世界には様々な比率があります。建物やポスターなどの人工物から自然界に至るまで、私たちの身の回りには様々な比率が隠れています。今回のワークショップで、そんな比率に焦点を当て、特製装置を使い新たな角度から世界を見直してみましょう。Let's HI・RI・TSU!
定員: 15人
事前申込み:
永原康史教授(DITコース)
1955年、大阪生まれ。グラフィックデザイナー。ブックデザインをバックグ ラウンドとして、電子メディアのプロデュースや制作、展覧会のアートディ レクションなどを手掛け、メディア横断的なデザインを推進する。主な仕事 に、愛知万博「サイバー日本館」「本阿弥光悦マルチメディア展示プロジェ クト」。著書に、『デザイン・ウィズ・コンピュータ』(エムディエヌコー ポレーション)、『日本語のデザイン』(美術出版社)などがある。MMCAマ ルチメディアグランプリ最優秀賞など受賞。
 
Web 2.0時代のものづくり (8月6日 13:00―14:30)
小林茂講師(DSPコース)によるレクチャー
[ストリーミング配信あり]
最近「Web 2.0」という言葉をよく耳にするようになりました。ブログなどのツールによって個人が自由に情報発信を行い、少なからぬ影響力を持つようになってきた現在、ものづくりも変わりつつあります。このレクチャーでは、IAMASでの実例などをご紹介しながら、大量生産とは異なる古くて新しいものづくりの提案についてお話します。
定員: 特になし
事前申込み: 不要
小林茂講師(DSPコース)
国際情報科学芸術アカデミー講師。電子楽器メーカを経て、2004年よりIAMASでフィジカル・コンピューティング等のレクチャーを担当。主な興味は電子楽器を含むユーザー・インタフェース。最近の主な研究は《GAINER》。
 
ANDコースの学生によるワークショップ
最近、歌手のコンサートなどでも使われつつあるインターネットを経由した映像中継システムを自分で作ってみましょう。基本的な仕組みや設定方法は、優しく説明しますので、自宅でインターネットを利用している人なら誰でも参加可能です。
定員: 10人
事前申込み: 
村上寛光助手(CGIコース)によるワークショップ
切り絵アニメーションの制作を体験してみるワークショップです。イラストや写真を切り抜いて、少しずつ動かしながら1コマ1コマ撮影してアニメーションを作ります。どなたでも気軽に参加してください。
定員: 8人
事前申込み: 
村上寛光助手(CGIコース)
国際情報科学芸術アカデミーCGIコース助手。様々な手法を組み合わせたアート・アニメーションや、モーション・グラフィックスなどの制作活動を行っている。
 
アイガモロボットの研究 (8月6日 15:00―16:30)
小林孝浩講師(スタジオE)によるレクチャー
IAMASではこんなことも研究できますよという事例として、アイガモロボットの共同研究について紹介します。アイガモロボットは水田での草取り作業などを補助することで、農薬に頼らないお米作りを支援します。センサーを使ったロボットの姿勢制御や、GPSを使っての自律走行などを研究しています。
定員:特になし
事前申込み:不要
小林孝浩講師(スタジオE)
情報科学芸術大学院大学講師。工学博士。博士論文のテーマは果実収穫システム。IAMASでは実世界指向インタフェースをテーマとして、Info.Table/Info.Wall/GeoMediaプロジェクト等に関わる。