2011年に〈歌舞伎町アートサイト〉という展覧会において発表した『Container For Dreaming』という作品では、「新宿・歌舞伎町」という特定の場所に置かれたコンテナの中で「夢見」を行うことで、「場所」と「身体」の関係を結び直す、という試みをおこないました。今回はこの作品の要素となるいくつかのアイディアを参照しながら、場所と身体、メディアとアートの関係についてお話しします。
前林明次(サウンドアート作家)
身体と環境の接点としての「聴覚」や「音」に焦点をあて,体験の「場」としての作品を提示している.ICCビエンナーレ’97で準グランプリを受賞した作品《AUDIBLE DISTANCE(視聴覚化された「間」)》や,聴覚の変化が知覚に及ぼす影響を作品化した1999年の作品《Sonic Interface》などがある.「オープン・スペース2009」(ICC)では立体音響技術を利用した《メトロノームと無響室のための作品》を発表.2009年にはIAMAS Locative Media Projectとして「都市的知覚」展(トーキョーワンダーサイト本郷)を企画した.現在,情報科学芸術大学院大学(IAMAS)准教授
(1)時間:
平成24年5月31日 18:30 ~ 20:00
(2)場所:
ソフトピアジャパン ドリーム・コア2階(岐阜県大垣市今宿 6 - 52 - 16)
(3)定員:
各回 10名程度 (申込不要)
(4)参加費:
無料
(5)問合せ:
IAMAS 産業文化研究センター[RCIC]
tel. 0584-75-6606
fax.0584-75-6637
主催: IAMAS 情報科学芸術大学院大学