RCIC
Research Center for Industrial Culture 情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター

イアマスこどもだいがく

2018年度

楽しみながら、考え、発見し、表現する

芸術や科学といった領域を超えることで新しいものやことを創造するというIAMASの教育理念を小学生を対象とした教育において実践することを目的としたプロジェクト。

プロジェクトの目的

芸術や科学といった領域を超えることで新しいものやことを創造するというIAMASの教育理念を小学生を対象とした教育において実践することを目的としたプロジェクト。既存の教育の枠組みを超え、自ら考え、柔軟で自由に発想し、表現することを体験してもらうことを目指している。2017年より大垣市との連携で開始、2年目となる今年度は、樽見鉄道やスイトピアこどもサイエンスプラザのプラネタリウム、墨俣一夜城の舞台など大垣市の多様な施設を活用しながら、音や映像表現、プログラミングやアルゴリズムなど5つのワークショップを実践した。

連携のプロセス

連携のきっかけ

大垣市情報企画課より 2017年度の子ども向け講座での連携を相談され、本学の特色を活かし柔軟な発想や表現を体験するワークショップを実施した。良い成果を得たことから、2018年度は大垣市政100年に合わせ、回数や時期など拡大して実施した。

具体的な進め方

5月:ワークショップ設計と決定
6月:ワークショップ準備
7月:第一回「プログラミングトレイン」(7/14)
8月:第二回「天体顕微鏡」(8/18)
9月:第三回「ガムラン宇宙」(9/23)
11月:ワークショップ準備
12月:第四回「あたらしいTOYコレクション」(12/15)
第五回「天体顕微鏡II」(12/23)

IAMASの関わり方

2017年同様実施した5つのワークショップの企画を本学が提案した。特に、今年度は大垣市の多様な施設を活用することを意識した企画立案を行ない、大垣市の協力のもと、実施した。広報活動においてもチラシ制作を担当した。

連携の成果

子どもたちは、自由な発想や表現を楽しみながら、新たな発見をする様子が観察された。参加した父兄たちは柔軟な発想や創造力を養う機会を求めていることも理解できた。本取り組みが地域で少しずつ認知され、同様の教育連携の依頼につながり始めている。

参加教員のコメント

金山 智子

2017年度よりも多様な施設を使い、多様なワークショップを提供することができた。一方で、夏休みや冬休み以外での日程調整や参加者募集の難しさを体験した。実施体制やスケジュールに関しては来年度の課題となった。

  • プロジェクト名

    イアマスこどもだいがく

  • 連携場所

    樽見鉄道
    スイトピアこどもサイエンスプラザ
    墨俣一夜城能舞台

  • 担当教員

    • 金山 智子
    • 三輪 眞弘
    • 平林 真実
    • クワクボリョウタ
  • 協力者/参加学生

    「プログラミングトレイン」
    日本総合ビジネス専門学校
    中田航平
    柴田一秀
    大野正俊

    「天体顕微鏡」
    野呂祐人
    工藤絵美
    平瀬みき

    「ガムラン宇宙」
    中川眞(大阪市立大学教授)
    マルガサリ
    林毅
    伏田昌弘
    津曲洸太

    「あたらしいTOYコレクション」
    栗田真吾
    佐藤優太郎
    長野櫻子
    佐々木耀

    サブ講師
    中路景暁

  • 連携先

    大垣市情報企画課

  • 連携期間

    2018.05 - 2018.12