可視光通信 LIT(Light Information Technology)システムの活用
LITシステムを活用した製品やサービス展開することを目的としたシステム改良
(株)GOCCO.から相談を受け、 2013年度に共同開発した LIT システムを活用し製品やサービスに展開することを目的とし、そのためのシステム改良を行いました。ワークショップをはじめ、電球の試作など幅広いサービスを実施することができました。
プロジェクトの目的
LITは可視光を利用した通信システムであり、特にスマートフォンのカメラを使用し高速にコード受信が可能な技術である。ここでは、2013年度に共同開発したLITシステムを活用し製品やサービスに展開することを目的とし、そのためのシステム改良を行った。
連携のプロセス
連携のきっかけ
LIT活用にあたり(株)GOCCO. から、コードの情報量や信頼性の向上を相談された。
具体的な進め方
案件ごとに随時、基本的にはメールベースで情報交換し進めた。実験などは IAMASで集まって実施した。
IAMASの関わり方
送信部の小型化、コードの改善、検証方法をアドバイスした。特に、情報量を増加させつつエラーを高精度に検出する処理方法と、信号の生成復号のためのコンパクトな変換方法を考案した。
連携の成果
具体的なLED電球を試作したり、ワークショップ企画と絡めた運用など、幅広いサービスに使用することができた。
参加教員のコメント
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プロジェクト名
可視光通信LIT(Light Information Technology)システムの活用
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連携場所
中国のLED製造メーカー(LIT 電球)
グランフロント大阪ミニフューチャーシティ(ワークショップ)
サントリー 山崎蒸溜所・ウイスキー館(音声ガイダンスシステム) -
担当教員
- 小林 孝浩
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連携先
(株)GOCCO.
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連携期間
2016
小林 孝浩
それぞれの持つ強みの相乗効果が現れたものと思う。今後のさらなる応用にも期待したい。