地獄絵スタンプラリー
Feb × Deep learning × 文化資産で
地域の風習を再興する
「地獄絵スタンプラリー」は、揖斐川町のタウンフェスティバル「揖斐川ワンダーピクニック」で、地域資源である地獄絵をICT技術やデジタルファプリケーションを用いて活用した地域述携活動である。
プロジェクトの目的
「地獄絵スタンプラリー」は、揖斐川町のタウンフェスティバル「揖斐川ワンダーピクニック」で、地域資源である地獄絵をICT技術やデジタルファプリケーションを用いて活用した地域述携活動である。2年間の実施を通じて、地域の文化資源が持つ価値やその効果を現代的な方法を用いて参加者へ伝播すること、またそれによって文化資源に紐づいた風習を再典することを目的として活動を行ってきた。3年目となる本連携では、スタンプラリー企画の最終年度として、「地獄絵フォトブース」を開発した。
連携のプロセス
連携のきっかけ
2014年10月、揖斐川ワンダーピクニック実行委員会からRCIC へ地域連携の打診があり連携が始まった。
2015 年より運用をもとに改良を進めたスタンプラリーが好評だったため、3年目となる2017年も継続して連携することになった。
具体的な進め方
1月:新たな企画内容案に関する打合せ
4月:地獄絵巻物撮影、インタビュー
プロトタイプ制作開始
5月:イベント実施(於:揖斐川ワンダーピクニック会場内)
8月:いびの秋祭りでの実施について打診
実施内容打ち合わせ
9月:口頭発表(於:地域活性学会)
イベント実施(於:いびの秋まつり会場内)
IAMASの関わり方
地獄で行われる審判や刑罰の絵柄と解説が現れる「地獄絵スタンプラリー」と地獄絵の中に入り込んだような写真を撮影することができる「地獄絵フォトブース」を企画制作した。地獄絵解説内容は一心寺住職の竹中純喩氏に監修を依頼した。
連携の成果
連携3年目は、スタンプ+音による地獄絵鑑賞支援のほか、新たにイベント参加者同士が楽しさを共有できる仕組みとして、ディープラーニングによる画風変換の技術を活用した「地獄絵フォトブース」を開発した。その後一部変更した同コンテンツを秋祭りで再実施した。
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連携場所
揖斐郡揖斐川町
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担当教員
- 金山 智子
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協力者/参加学生
ディレクション・Fab
高尾俊介(甲南女子大学メディア表現学科講師)
デザイン・Fab
高見知里
サウンドデザイン
具志堅裕介
フォトプロップス
大山千尋 後藤良太
運営スタッフ
金山智子 伊藤晶子 大山千尋
後藤良太 飯島祥 工藤恵美
杉山一真 -
連携先
揖斐川ワンダーピクニック実行委員会
いび祭り実行委員会 播隆院一心寺
三輪神社 北野神社 秋葉神社 -
連携期間
2017.01 - 2017.09