RCIC
Research Center for Industrial Culture 情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター

モチーフワーク「関市工場」

2016年度

既存の枠に捉われない工場の新たな可能性を修士1年生が提案、発表

関市内の工場5社と修士1年生が各チームに分かれ、工場の新しい可能性を模索しながら具体的なアイデアや試作品を発表。オープンハウス展示、関の工場参観日での展示も実施しました。

プロジェクトの目的

関市の工場5社と連携し、工場の新たな可能性を提案する授業を実施した。 工場見学で現状を把握してから、既存の枠に捉われない工場の新たな可能性を見出したものを提案としてまとめ、最終発表では工場関係者の方々を前に具体的なアイデアや試作品など各チームが発表した。

連携のプロセス

連携のきっかけ

3年目となる関の工場参観日イベントにおいて本学と連携できないかとプロデューサーの村澤一晃氏より相談を受けたことがきっかけとなり、授業(モチーフワーク後半)で関市の工場と連携することになった。

具体的な進め方

2016年

  • 2 – 3月:企画立案
  • 4月:調整と準備
  • 5月:モチーフワーク実施(工場見学、関係者セミナー、工場関係者参加の講評会)
  • 7月:関の工場参観日特別企画「伊東豊雄氏セミナー」参加/オープンハウス展示
  • 8月:関の工場参観日にて展示

IAMASの関わり方

複数の工場との授業における連携の企画、学内調整、連携先とのコミュニケーション、実施のための準備、実施、成果展示と、ほぼ全てのプロジェクトを中心的に実施した。

連携の成果

一週間という短期間ではあったが、企業の直面する課題解決のためのアプローチとは異なる、これまでにないような工場の新しい可能性について、さまざまなアイデアを工場に提示できた。

参加教員のコメント

金山 智子

授業目的を維持しながら企業とどのように連携するか、短期間でどのような成果をだせるのか、本学のような新しい提案について企業がどう反応するかといった点について、挑戦的な試みであった。

  • プロジェクト名

    モチーフワーク「関市工場」

  • 連携場所

    情報科学芸術大学院大学
    有限会社エドランド工業
    関工場参観日インフォメーション会場

  • 担当教員

    • 金山 智子
    • 小林 茂
    • 平林 真実
    • 吉田 茂樹
  • 協力者/参加学生

    金山智子教授
    小林茂教授
    平林真実教授
    吉田茂樹教授

  • 連携先

    協同印刷株式会社
    丸章工業株式会社
    有限会社エドランド工業
    株式会社杉山製作所
    長谷川刃物株式会社
    村澤一晃(関の工場参観日プロデューサー)
    関の工場参観日実行委員会

  • 連携期間

    2016.02 – 2016.08