RCIC
Research Center for Industrial Culture 情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター

羽島光陰

2015年度

レーザープロジェクタを用いて、古道具や家具の痕跡から人々の生活が浮かび上がらせる「羽島光陰」

羽島メディアアート第2弾として、IAMASの赤松正行教授とRCICの八嶋有司研究員の共同制作による「羽島光陰」を羽島市の旧菱田邸で発表しました。

プロジェクトの目的

昨年度に引き続き、羽島市で開催される「なまずまつり2015」において、羽島メディア・アート第2弾と題し赤松正行教授と八嶋有司研究員が共同制作する「羽島光陰」を羽島市の古民家(旧菱田邸)にて発表することを目的とした。

連携のプロセス

連携のきっかけ

昨年度の「なまずまつり2014」で発表した羽島メディア・アート第1弾「ハシマ・スマイル」の成功を受け、「なまずまつり」を主催する羽島商工会議所より、光をテーマとした羽島メディア・アート第2弾の制作依頼を受けたことがきっかけとなった。

具体的な進め方

6月30日:意見交換及び企画案提出
7月7日:機材調達、機材テスト開始
7月15日:企画案再検討
7月17日:企画案、参考イメージ再提出
7月22日:蓄光塗料、レーザーブロジェクタ投影テスト
8月1日:レーザーモジュール投影テスト
8月4日:会場視察、機材テスト
8月11日:企画案の承認、作品タイトル決定
9月10月:機材調達、機材調整
10月8日:会場視察、機材テスト
10月16日:展示用モチーフの選定、搬出
10月18日:IAMAS 内で仮展示、テスト撮影
10月21日:会場視察、作品の仮設置、テスト投影
10月24日:設営、展示、撤収

IAMASの関わり方

メディア・アート作品の企画制作、展示を行った。

連携の成果

メディア・アート作品「羽島光陰」を制作、発表した。来場者からは、メディア・アート作品に興味を持つ声や、「もっと他の古民家も使ってほしい」という反応があった。メディア・アートをとおして新しい地域の見方を提案できた。

参加教員のコメント

赤松 正行

古民家という場所に対し、どのような側面を抽出することができるのか試行錯誤を行った。光を使い形のない記憶を紡ぎだすことに面白さを感じると共に、このようなアブローチは、他の地域への応用も期待できる足掛かりとなった。

  • プロジェクト名

    羽島光陰

  • 連携場所

    羽島市

  • 担当教員

    • 赤松 正行
    • 八嶋 有司
  • 連携先

    羽島商工会議所

  • 連携期間

    2015.06-2015.10